引越しをしたのだ
20年ぶりに引っ越しをした。理由はマンネリ感の打破。
最初そのマンネリ感は、現在の仕事から来るものと思っていた。「もう本当にこの仕事はいやだ」と思うようになっていた。でもあるときふと思ったのだ。
「もしかして仕事が嫌なのではなくて、この家(実家)で働くのが嫌なのではないか?」と。
実家でのフルリモートワークが始まって2年以上、その限界が来たのではないかと。
実は今年度いっぱいで退職することも考えていたのだが、上記の「もしかして」の思いが急激に膨らみ、引っ越しをすることにした。決めると行動は早い。
数年前から気になっていた街。そこへ休みの日に出かけ(実家から車で1時間ほど)、スーパーの駐車場に止めて街をうろうろしてみた。なんだかこの街に住むべきだといいう思いがあふれてきた。この街には19歳のときに1年間住んだことがある。若き日の私も「この街は自分に合っているな」と思っていた。今回もそうなった。
そんなわけで、そこから一気に物件選びや内覧などを進め、本気で考え出してから1ヶ月ほどでマンションの部屋を借りて住むようになった。11月からここに住んでいる。
ひとつ言っておくと、引っ越しをするならば春や初夏くらいの季節がいいと思う。枯れ葉散る、あるいは散り終わった季節に新しい街を散策していると、少し寂しい季節になる。桜や新緑の季節がいいと思う。引越し代が高くなるかもだけどね。
で、引っ越したあと仕事にやる気が出たのかというと、まあそうでもないような、出たような。少なくとも以前よりお金はかかるのだから、しっかりと働かないとなとは思っている。
そういえば以前、平日の朝に起きるのが億劫になって仕方ないって時期があった。そのころは毎朝仕事を始める前に30分ほど散歩をする日課にしていたのだが、実はその散歩をしてから仕事を開始するという一連の習慣が辛くなっていたのだった。朝散歩するのをやめてぎりぎりまで寝て仕事を開始するようにすると、朝の億劫な思いはなくなった。以後、平日の散歩は昼間にしている。
つらい思いきつい思い、「それって本当にそのことから発生しているの?」と考えてみることは、案外重要かもしれない。
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