在宅(リモート)勤務を効率化する8つのルーティン
これは、在宅勤務を少しでも効率化したいと願う一人の会社員の声であり、より良い方法があれば教えて欲しいと懇願する魂の叫びである。
コロナウィルスの影響を受け、私の勤務先も出社禁止となり完全在宅勤務となりました。
在宅勤務が決まった当初は「家で仕事できるなんて!最高!」と思っていましたが、実際に仕事をしてみると家で仕事するのは良いことばかりじゃないなと感じました。特に効率性が著しく低下することに悩みました。
子供の頃から家で勉強する習慣がなかったため、そもそも家で作業をするという事に慣れていません。そしてカフェに行こうとも思いましたが、「不要不急の外出自粛」という言葉が重くのしかかり、結局ずっと家で仕事をしています。
最初の2、3日は「また出社できるようになったら本気出せばいいや」と思っていましたが、状況を見るとGW明け、下手したらその先までは在宅勤務が続きそうです。
このままだと4月から始まった新年度のスタートを盛大に失敗する事になり、ロクな成果物を出せないまま1年を終えてしまう。。。
そんな危機感から今の環境(在宅勤務)で最大限の効率化を模索することを心に決め、試行錯誤を始めました。
下記に私が実際に取り入れた在宅勤務を効率化するための8つの習慣を挙げていきます。(おまけとして買ったものも3つ挙げています)
あくまで一人の会社員が考えたものであるため、皆さんにとってのベストプラクティスであるとは考えておりません。一つでも参考になれば幸いという気持ちです。
そして、「自分はこんな工夫をしている」「もっといい方法がある」という方がいれば是非教えていただければと思います!
より多くの人が在宅勤務の効率化について発信する。そんなムーブメントの一助となりたいなと思っています。
前提:私の環境
私は会社にいる時はほとんど自席に座ってパソコンに向かって作業しています。
席を立つのは毎日2~3個くらいのMTGや5~10分ほど話すためにその人のところに行くくらいです。また、新人教育担当のため定期的に大会議室を使って講義もしてます。来客は週1回あるかないかです。
つまり、基本は自分の席で仕事をしてたまに社内MTGなどする人の目線で書かれているため、営業職など働き方が異なる方には参考にならないかもしれません。その点、ご了承ください。
また、家庭は夫婦二人暮らしです。
一人暮らし、二人暮らしの方には参考になるかと思いますが、お子さんがいる家庭では参考にならないものもあります。こちらもご了承ください。
それでは、行ってみましょう。
ルーティン系
まずは私が試行錯誤しながら毎日実践しているルーティンをご紹介します。
①から順に時系列になっています。
※⑧のみ時系列ではありません。
①BGMを流す
朝食を済ませ、仕事の準備を始める段階からBGMを流します。
準備の段階ではCrows ChantやHappyで気分を上げます。
実際に仕事をする時は、洋画やJAZZを小さい音量で流しています。
無音のまま仕事をするより、音があった方が集中できる気がします。音楽ではなくASMRでも良いかもしれません。
音源はスマホに入っているもの、Spotify、YouTubeで「カフェ BGN」で検索したものなどをスピーカーから流しています。
②身だしなみを整える
私はたとえ誰とも会う予定がなくとも、テレビ会議が入っていなくても必ず会社に行く格好に着替えるようにしています。
洗面台に行き、身だしなみを整えて仕事用の服に着替えてから仕事を始めます。
人間とは不思議なもので、着替えをしっかりするだけで一気に仕事モードに入ることができます。
初日のみ寝巻きのまま仕事をしたのですが、その日は全く集中できずに終日ダラけてしまいました。服装、大事です。
③スマホを視界から排除する
仕事を始める前に私が必ずすることが「スマホを片付ける」ことです。
最近は仕事中、スマホを寝室に置いたままにしています。
なぜスマホを片付けるかというと、仕事をしていて集中力が切れた時についつい触ってしまうからです。会社であれば人の目があるため短い時間で仕事に復帰できますが、自宅は咎める人がいないため、気づくと長時間スマホを触ってしまいます。この現象を避けるために敢えてスマホを視界に入らないところに排除します。
スマホを触らないように気をつければ良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホへの誘惑は麻薬のようなもので、視界に入る限り無意識に手を取ってしまうのです(少なくとも私は)。
そのため、スマホを触らないと強く決意するのではなく、そもそもさわれない状況に身を置いています。
④始業時間を厳守する
これも意外と忘れがちなのですが、出社という行為がないため在宅勤務では始業時間がばらつきがちです。特に私の勤め先はフレックス制を導入しているため気を抜くと始業時間が遅くなってしまいます。
そこで私は始業時間を9時に定め、毎日厳守するようにしています。
こうすることで、逆算して準備をすることができるため朝に無駄な時間を過ごすことがなくなります。
すごく基本的なことですが、在宅だからこそ大事な習慣です。
⑤休憩や作業はスケジュールに入れる
パソコンを起動後、私が最初にやることは今日のMTG予定を確認することです。
その後、私は休憩時間と作業時間を予定表に入れるようにしています。
会社にいる時は、その人が席にいるかどうかや、仕事をしている雰囲気から忙しさを推察することができます。しかし、在宅では私が今何をしているかを他のメンバーは知る術がありません。そのため休憩中に電話会議が入ったり、作業に集中している時に通知が来ることが多発しました。
その対策として休憩や作業の時間をあらかじめスケジュール表に入ています。
そうすることで、他のメンバーに私の状態を知らせることができ、通知に追われる事なく休憩や作業に入れるようになりました。
また、事前に休憩や作業の時間をスケジュールに組み込む事で、その時間になったらそれをやる!と仕事にメリハリもつくようになりました。
⑥昼休みは散歩する
こちらは昼食後の習慣です。
最初の頃は昼食後、ソファに横になったりスマホをいじったりしながら家で過ごしていました。
しかし、一日ずっと部屋にこもって作業をしていると何だか閉塞感を感じ、気分が落ち込む感覚がありました。
その対策として始めたのが、昼休みに家の近くを散歩をする事です。
幸い、私の家は近くに公園や川があるので昼休みに10分ほど散歩をしています。
外出ることで気分も解放的になります。
また日光を浴びることができるのも散歩の効用の一つです。日光を浴びることでビタミンDが生成されます。この成分はメンタルの改善や免疫に効果があるとされています。通常の食事からは摂ることができないため、少しの時間でも日光を浴びることが良いです。
そして散歩をする場所は緑があるところをお勧めします。
人は緑を見ることでストレスを軽減したり、集中力が上がったりするそうです。
自然は偉大ですね。
⑦戦略的昼寝をする
万が一、午後に眠くなってしまったときの対策です。
会社では昼寝ができないためコーヒーを飲んだりガムを噛んだりして耐えましたが、在宅の場合は休憩することができます。
その方法として私が取り入れているのはパワーナップです。
方法は寝る前にコーヒーか緑茶でカフェインを摂り、アイマスクをして10分だけ寝る、です。
これをするだけで眠気が吹っ飛び、集中力も増します。
業務時間中に昼寝をすることは良心が痛むかもしれませんが、眠気を我慢して働くより10分だけ寝てしまった方が結果的に成果が出せる!と心に言い聞かせて取り入れていただければと思います。
⑧運動を生活に取り入れる
在宅勤務は絶対に運動不足になります。
運動不足は身体に悪いだけでなく、脳の働きにも悪影響を及ぼすため仕事のパフォーマンスが低下します。
そこで、私は下記の3つの運動を生活に取り入れています。いずれもYouTubeで見ることができます。
①エアロビクス
②筋トレ
③ヨガ
①エアロビクス
まずは起床後にエアロビクスをやります。
やっているのはMarina Takewakiさんの「毎朝3分ラジオ体操第一〜令和ver〜」です。
国民的体操であるラジオ体操の動きをノリの良い画曲でアレンジされています。
眠気覚ましを兼ねて毎朝3分、これをやっています。
②筋トレ
続いて、筋トレです。
こちらは昼休みか15時ごろに週2回ほど行っています。
やっているのは「筋肉体操」です。
NHKが配信している5分の筋トレ番組で自重トレーニングができます。
(なぜかYouTubeのリンクが貼れなかったので、YouTubeで「筋肉体操」と検索をお願いします)
③ヨガ
最後に寝る前にヨガをやっています。
やっているのはB-lifeさんの「10分安眠ヨガで不眠から解放される【おやすみヨガ】 #8 」です。
これを10分ほどやると体も心もリラックスして疲れが取れる気がします。
そして、不思議とよく眠れます。
B-lifeさんはこの他にもシーン別、部位別の動画が数多く配信されているので、気分に変えて動画を変えてみても良いかもしれません。
運動不足解消のため、また仕事の効率化のため自宅でできる運動習慣を取り入れるようにしています。
以上が私が行っているルーティンです。
おまけ:買いもの系
続いては、在宅勤務を効率化させるために購入したものをご紹介します。
おまけ程度にご参照ください。
①飲み物を充実させる
一つ目は飲み物です。
在宅勤務を始めてよく飲み物を飲むようになったのですが、水ばかりだと飽きてしまいます。
そこで私は緑茶・紅茶・ジャスミン茶・コーヒーなどお湯で簡単に入れられる飲み物を購入し、飲み物を充実させました。
飲み物を充実させることで、その時の気分によって飲むものを選ぶことができます。また味や香りでリラックス流することも可能です。
更に、お湯を沸かして飲み物を入れるという行為がいい気分転換にもなります。
お菓子を充実させると食べ過ぎてしまうと思うので、充実させるなら飲み物の方がお勧めです。
②グリーンを買う
散歩のところでも挙げさせていただきましたが、緑を見ることはリラックス効果があります。また、眼精疲労にも効くと言われているため、終日パソコン作業をする私にとってはメリットしかありません。
昼に散歩するのも良いですが、いっそのこと家の中に緑を入れてしまおうということで観葉植物を購入しました。
購入したのはベンジャミンというゴムの木です。気持ちの問題かもしれませんが、購入してから疲れが軽減された気がします。
まさか観葉植物を買うことになるとは思いませんでしたが、かなり良いのでおすすめです。
③モニターを買う
最後は外部モニターです。
これは作業効率に直結するので、余裕があれば是非投資して欲しいです。
私も在宅勤務が長期化することを見据えてLGの外部モニターを購入しました。
メールやチャットは問題ありませんが、資料を作ったり、コードを書いたりする時は大型のモニターがあると作業効率が爆上がりします。
私のモニターではノートパソコンに2画面、外部モニターに4画面投影できるので最大6画面で作業ができます。いちいち画面を変える必要がないので作業ストレスも軽減されます。
また、もし仕事用のPCがtype Cに対応しているのであれば、モニターもtype c対応のものをお勧めします。
HDMIなどとは違い、type Cは画面に投影することに加えてPCの充電もしてくれます。USB Power Delievry(USBパワーデリバリ)という機能です。
このケーブルを使えばそのため、ACアダプターをつける必要がなくなるため、机の上がすっきりします。
私が購入したのは下記のモニターです。(中古で買いましたが結構な投資でした…しかし、その価値はあるかと!)
外部モニターは予算と置き場所との相談になりますが、作業効率を最も上げるのでお勧めです。
以上が私が実践している在宅勤務の効率化です。
今後も試行錯誤を続けながら情報をアップデートしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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