【3行日記】そして珈琲色の肺になる

　広島の古き良き喫茶店「シャモニーモンブラン」に行ってきた。アンティーク調の調度品と、ゆっくりとしたBGM、全面喫煙可能な店内。漂うレトロな雰囲気は意図的に演出されたものではなく、欧米文化への憧れと積み重ねた歴史によるものだ。
　高倉は煙草が苦手だが、喫茶店の副流煙はちょっと好きだ。隔離された喫煙所で肩身狭く吸う煙草よりも、雰囲気のいい喫茶店で珈琲と共に頂く煙草の方が美味しいのだろう。美味しい煙草は、副流煙も美味しいということだ。