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夢日記 / 創作

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阿ヶ崎の夢日記です。原則読み切りですが、頻繁にクロスオーバーします。毎週土曜日更新。
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2023年8月の記事一覧

【短編小説】満月館殺人事件

 こんな夢を見た。  名探偵・明槻千歳に解けない謎は無い筈なのに、満月館殺人事件の真相は…

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【短編小説】名探偵・明槻千歳は絶対に探偵を辞めない(企画「曲からストーリー」に寄…

 こんな夢を見た。  名探偵・明槻千歳が探偵事務所を畳んでからというもの、殺人事件が後を…

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【短編小説】玉砕するには良い日和(副題:告白水平線)

 こんな夢を見た。  地球を砕く隕石がすぐそこまで迫っているので、私は先輩をデートに誘う…

11

【短編小説】君の墓参りにも行けない

 こんな夢を見た。  幼馴染の三苫裕次郎が狸であることをうっかり見抜いてしまった私は、放…

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【短編小説】豚玉スペシャルを焼いて待ってる

 こんな夢を見た。  相棒の神崎蒼一が死んだ。潜入捜査中に行方不明になり、その三日後に東…

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【短編小説】廃村シャークはダムを泳ぐか

 こんな夢を見た。  旧友の三苫裕次郎に嵌められて肝試しに行く。ただの北海道旅行だって言…

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【短編小説】そして縷縷と続く

 こんな夢を見た。  実家の床の間に飾っている掛け軸が、有名な書家の作品であることが判明した。たまたま遊びにきた鑑定士の友人が床の間を見てひっくり返ったので、どうやら只事ではない。  曰く、その掛け軸は硯幸徳の遺作である三部作「縷縷」の三作目「円」であるらしい。数十年前にトリスターナとか何とかいう怪盗に盗み出されて以降行方知れずだったそれが、どうしてこんな田舎の極平凡な家にあるのかは分からない。もしや先祖に怪盗がいたのか?とも思われたが、その可能性は警察が否定した。その怪盗

【短編小説】語り手は常に信用できない

 こんな夢を見た。  自室に転がった自分の死体を見下ろしている。急に心臓が苦しくなって、…

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