土曜日なので散歩をしてカフェへ
パリに暮らすようになって一ヶ月が過ぎ、街は秋から冬になりクリスマスの雰囲気がそこら中でみられる。
久しぶりに外出をしたのでその足でランチでもと以前(といっても6年ほど前)、行ったことがあるレストランへ行った。そこは200年近くパリの街にあるレストランだ。
ルーヴル美術館を抜けて、セーヌ川を渡りしばらく歩いて到着した。
入り口がその時とは変わったみたいで、そこを覗いていると、通りかかりのムッシュが、あっちが入り口だよと教えてくれた。
お店の横にカフェバーのスペースができていて、そこから奥のレストランに入るように変わったみたいだ。
奥に行き席を案内される。メニューを真剣に選んで(人々はしっかりとメニューをみて食べるものを検討している)、鴨とオレンジのパルマンティエにワインをオーダーする。
マッシュポテトと鴨とオレンジの風味が効いたサラダが良く合い、量も小食の自分たちには丁度よい。
ということでデザートが食べれそうなので、クレープとエスプレッソもオーダーする。
こちらに来てからしばらくして、食後のデザートが食べれるようになり、それがとても楽しみになってきた。東京に暮らしていた頃はデザートを食べることなんてほとんどなかったけれども、文化が変わればそれに馴染んでくるのかもしれない。
デザートを待っている間、店内のブレーカーが落ちて真っ暗になった。その間も黙々と人々は食事を食べ、スタッフはオーダーを取っていた。
♤フランス語の音が落ち着きます