夏と秋の美学-鈴木其一と伊年印の優品とともに@根津美術館

伊年印のある「秋草図屏風」はさっぱりとした作品で好もしかった、この「秋草図屏風」と鈴木其一のねっとりした「夏秋渓流図屏風」が対照的に展覧されているのは、とても学びになった。其一「夏秋渓流図屏風」は複合によ多様美ということもできそうだ

後期の武蔵野図屏風に太陽が描かれているのは興味深い
その他、松村景文花鳥図襖がすっきりとして美しい。住吉広定の舟遊・紅葉狩図も目を惹いた

2階展示室6の「名残の茶」にあった、寄向付といものが面白かった。一般的には揃いのはずの向付を、主人が好む各種の小器で寄せて、向付とするというもの。編集という発想で考えることができそうだ

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