余白と空白について
「日々MTGが一日中詰まっていることもあるだろうけど、それで仕事をした気になっているのではないか」
今日はとある社内のMTGでそんな言葉を耳にして、ちょうど先日読んだ記事のことを思い出した。
Googleカレンダーに予定がびっしり埋め尽くされていて”めちゃめちゃ忙しそう”な人を職場では多く見かける。時にはそれが会議なのか、タスクなのかもわからず書かれていて、何だか忙しそうな雰囲気だけが伝わってくる。それこそ、カレンダーの「空白」がない人ばかりだ。
日々MTGだったりタスクに追われていると、自分の頭で考える時間がなくなってしまう。そういう人が周りには少なくない。ここ最近では自分もそういう傾向があって、タスクに追われる日々に少しばかり危機感を感じていたりもする。自部署の方針でもっとクリエイティブなことをしようって言ってるのに、言い出しっぺの張本人がこれではよろしくない。
例えば、メンバーと雑談している時だったりとか、お風呂に入ってぼーっとしている時だったりとか、そういう場面で良いアイデアって出てくることが多い。それは「余白」があるからこそだと常々感じている。
リモートでのWeb会議だと常に何か目的を持った会議体が多くて、フリートークで自由に対話できる場が少なかったりする。ちょっとした立ち話で終わるような話も相手のスケジュールを見ながらお伺いを立てて「〜に関する相談」みたいな件名で30分ほどZoomを繋いだりとか、そういう場面ってリモートで働いていると割と沢山あるように思う。
今の自分は何かしらに追われていて「余白」が全然足りていない。そのために「空白」の時間を意図的に作っていきたい。今日は自身を振り返りつつ、そんなことを感じた。
せっかく1日は24時間もあるのに「今日も忙しく1日が過ぎていったな」と、そう終わってしまうのは勿体無い。もっと自由に物事を考える時間を作ろう。