四十肩になったが復活した話
はじめに
もうタイトルから、お前もうアラフィフやん!
老人だから仕方ないっしょゲラゲラ!
と、思う人が多いと思う。それでいい。
そう笑い飛ばしていい。
現在は多少復活してるし、回復傾向だし今後は全快する見込み。
ただ、やはりこの症状はゲーマーにとって致命的なレベルの障害足りうるため、何が起こってどうなった、どういう症状で何が出来なかったかをまとめたい。
面白おかしく語ろうと思ってるが、そうならないかもしれない。
読む人は面白おかしく捉えてもいい。
以前には戻れない
四十肩になる前は、尿道結石が起こった人らをメチャクチャに笑い飛ばしてた。結構そういう食生活などの部分では自分はならないとそこそこ確信を持っていたため。
運動もちょいちょいランニングやら、筋トレやらしているので、まさか肩を悪くするだなんて思いもしなかった。
ただ、症状が発動してしまったら受け入れるしかなく、痛みに関してはもう笑えない。
ああ、尿道結石の人もこういった感じなんだろうなと思い知らされた。
もう笑えない。
そういえばギックリ腰に1度だけなったことはあったけど、それは運動で解消してたから、結局適度に運動さえすればそういう関節系の症状にはならんだろうって、思いもしなかったわけだ。
症状
自分の場合は左肩が突然痛み出した。
キッカケはなんだろうな。
そこそこ心当たりはあったものの、それをやった直後から痛み始めたとかでもなく、時差があったため、そういった出来事があったかなり後であって、そしてある日突然だった。
よくある話で、左手で背中が掻けないというアレだ。
突然すぎたので、その行動だけでは全貌がわからなかったため、色々と試してみた。
肘を伸ばした状態で肩より上に手が上がらない
→左手を使った全ての動作が制限された。
歯が磨けない。目薬を差すときにマブタを左手で開く動作ができない。
※左手が肩より上になるため
ドアが引っ張れない
→遠くのものを左手で取れない
※腕を伸ばすような動作がとれない
ドアが押せない
→左手を支柱にして、座りから立ちに移行できない
※左手を支柱にするような体重をかける動作がとれない
体の中心より後ろ側に左手を回せない
→Tシャツを右手と左手を使って脱げない
→仰向けに寝ることができない。
※重力で胸や背骨より左手がちょっと後ろ側に行くため
モノを握る力が継続しない せいぜい1時間
→スマホが握れない
→コントローラが握れない
肘の硬い部分に圧力をかけられない
→肘をつけられない
※肘をついて顎を置く動作ではなく、椅子の肘掛けに肘が触れられない
上記を実行すると基本的には激痛。
激痛ではなくとも、しばらくその動作に力が入らなくなる制限が付く。
左手で出来なければ右手でやろうと思ったが、そうもいかないものもある。
中でも最も生活に支障をきたすレベルでヤバかったのが睡眠時だった。
「仰向けに寝ることができない。」のだ。
たまたま症状がハッキリする前にヒツジのいらない枕シリーズの枕、マットレスを購入しており、寝るときのクッション性には困らないと思っていたが、やはり上手くいかない。どうしても痛くなる。
※ヒツジのいらない枕には現在非常にお世話になっています!
というわけで、結局体の右側を下にして寝ることが多くなった。
ある病気が併発
右半身を下にして寝続けた。
その結果、右の腰よりちょっと上あたりの背中にデキモノが出来た。
また何か痒くて掻いてしまって雑菌が入ったのかなと思った。
いつも通り、何かの塗り薬を塗って、風呂でもしっかり洗って、そして放置してしまった。
ある日、急に右の腹筋が常に筋肉痛になっているような症状になった。
この時は肩のほうがまだ四十肩だともわからなかった段階で、整形外科のクリニックに行くことになった。
肩の症状は、診てもらった感じ骨にも異常はほぼなく、筋肉にも炎症が見られるわけでもなかった。
ただ、表面がギザギザで長年酷使した形跡があった
痛みの症状から、90%くらいの確率で四十肩でしょうとのこと。
症状に合うような飲み薬や維持療法のやり方のマニュアルをもらった。
そういえば、右の背中にデキモノが出来ていることを告げ、何かの消毒措置をしてもらった。
数日後、右腹筋の筋肉痛感だけでは済まなくなった。
右腹筋から始まった筋肉痛感が、その背中のデキモノを中心に右半身を襲う大激痛に変わったのだ。
何かが触れると激痛が走る。背中だけではなかった。
ただ、あくまでも皮膚側の痛みであった。
内部が痛いわけではないので、下痢が起こったりはしていなかった。
さすがにおかしいと思ったので皮膚科クリニックを予約した。
その皮膚科の予約日までに激痛がピークになった。
痛すぎてこの月はテレワークにしてもらっていたが、
ちょいちょいベッドで横になっていた。
当たり前だが四十肩がまだ治りかけてもないので、わざわざ症状のある右を下にしてだが。
さすがに何か強烈な病気なんだろうかと疑惑もあった上、そろそろ耐えられない気分になってきたため、救急車を呼ぼうとした・・・んだが、その前に7119に連絡して相談してみようかと思った。
7119での通話相手の方は非常に親身になって話を聞いてくれたおかげで、
多少気が楽になり、皮膚科の予約日まで耐えられた
症状は簡単に言うと「床ずれ」である。
要するに、左側を下にすると肩が痛くなるせいで、寝返りをまったく打たず、右半身を下にし続けたのが原因だったようだ。
患部から雑菌が入って腫れてしまい、他の部分に影響が出た模様。
のくせに範囲が右足の付け根から右胸付近までかなりだったので、本当に命の危機を感じてしまった。
結局、対応した消毒をして、ガーゼやら塗り薬やらキッチリ塗り替えて対処してくださいとのことで、事なきを得た。
しかし、すぐに治るわけでもない。
四十肩で左肩が不自由になった上に、右半身に何かが触れると激痛の走る男が爆誕したのだった。
影響と感想
前述したとおり、この月は在宅のテレワークだけにしてもらった。
ちょっと前まで運動を定期的にしていたが、通勤による運動すら取り上げられたので結構太ったし、何より体力が減った
スマホは右腕でしか操作しなくなったし、
Tシャツを右手だけで脱げるようになった。人間の適応力すごい。
ゲームへの影響はかなりあった。
スマホゲーは右手でデイリーだけをこなす
コントローラを握るRPGはせいぜい1時間
左手の動きの激しい格ゲーはせいぜい1時間
加えて左肩だけでなく右半身が痛いのでコンビニに行くときなどは、
シャツの下から手を入れて空間を作りつつ歩いた。
服が触れると激痛が走るため。
傍から見たら、変態おじさんだ。通報されなくてよかった。
また、この最中に格ゲーの短期を見越したイベントに出る暴挙をやってしまったので、練習時間がそんなに確保できなかったのがやや悔しい。
辛かった睡眠については左手の下には薄いクッションを置いて、右側にも痛くならないように圧力をかけないように工夫した。
それをさらに数週間続けた。
そうして薬が効果的だったのか、床ずれは1か月もしないうちに完治。
左肩のほうはまだまだ強烈な運動はできないまでも、ある程度動けるようになったし、ゲームも長く続けられるようになった。
何より、あまり気にせずに寝ることができるのが一番大きいと思った。
感謝。
もう目薬も差せる、服もそんなに痛まずに脱ぐことができる。
ただただ健康に感謝だ。
そもそもキッカケは何だったのか
思い返すと、症状が出るまでのタイムラグが結構あったためハッキリとも言えないのだが・・・
在宅勤務が多い現場に入った(そのため定期的な運動量が減った)
3か月くらい前にゴルフに行った(急激な肩回し運動をしてしまった)
そもそも慢性的に肩こり(上の2つがなくても発症してた?)
何が原因かわからないが、思いつくのはこの3点くらい。
これらをやっても症状にならない人ももちろんいると思うので、予防のためにやめろとも言えない。
ただ、これを回避するために何をするかと言えば「やはり運動をしよう!」の一点に尽きる。
四十肩という名前も、もともと五十肩と呼ばれていたのが40代にも症状が見られることが増えて若年層化していったため、今後も30代にも可能性があるのではないかと思う。
そして、わざわざコレを一気に書いてお伝えしたかったのは、
そういえばゲーマーの知り合いかなりいるなと思ったため。
ゲーマーにとって四十肩がとてつもなく致命的だから!
激痛が走る時期はゲーム一切できません!
定期的な体のメンテナンスや運動、
運動っぽい運動をしなくとも座りながらでも軽く腕回し肩回しをしよう。
余談だが、片方が四十肩になった後、もう片方がなる確率はかなり高いらしい・・・みんな運動をしよう・・・
そんな経験談noteでした。
おしまい。