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勇敢に生きたら失敗する。 勇敢に生きるとは傷つことを厭わないこと

これは映画「グレタ ひとりぼっちの挑戦」からの第三話です。第二話は以下でした。

こんなにも材料が揃っても傷つくことが怖くて踏み出せない。

恥やバルネラビリティ(心の脆さ)のヒューストン大学の研究者ブレネー・ブラウンの言葉を紹介します。

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彼女はたびたび、1910年のテディ.ルーズベルト大統領の演説を引用します。
「本当の勇気は弱さを認めること 」より。

批評家に構うな。欠点を指摘したり揚げ足を取る人に構うな。
称賛に値するのは、競技場に立つ者、ホコリと汗と血にまみれて勇ましく闘う者。いくら負けが重なり、最後には勝利せずとも、果敢なる挑戦をした者。

そして彼女は講演でこう続けます。
「これだけは確か。勇敢に生き、競技場に立てば必ず叩かれる倒されるし、傷つくし、胸は張り裂ける。でもこれは自分の選択。

"勇敢になって失敗を恐れない" 
これは違う。

"失敗を恐れない"ではなく、"必ず失敗する"

勇敢に生きたら失敗する。
勇敢に生きるとは傷つことを厭わないこと。

勇敢に生きれば傷つくし、胸は張り裂ける

勇敢に生きれば傷つくし、胸は張り裂ける。でも、私は競技場に立つの。

そして、安い観客席に座るだけの人が今の世の中大勢いる。
競技場には一切足を踏み入れず、自分は一切身をさらさない。
私たちに批難と批判と罵声を投げつけるだけ。それが本職みたいに。そういう人たちを真に受けたり、分析したり、近づいたりしてはいけない。放っておかなきゃ。
醜い言葉を拾って自分の心にしまってはダメ。蹴っ飛ばす必要もない。踏み越えて前進すればいい。

勇敢に生きていない人の批判や意見を聞く必要はないの。自分がつぶされるだけ。

他人がどう思おうが関係ない。でも関係あるでしょ、気にしてる

山のような悪口をこきおろしが出回っています。特にSNSに。
他人がどう思おうが関係ない。
でも関係あるでしょ?
気にしてる。

人間は神経学的に他人を気にする生き物なの。
それには逆らえない。
肝心なのは誰の意見を気にするか厳選すること。
だれか、あなたの欠点や心の傷を愛してくれる人。なんでも賛成ではなく間違いを指摘して、それを直すように応援してくれる人。

無防備な心は弱さではない。勇気を測る尺度なの。どれだけ無防備になる覚悟があるかで決まるの。

愛することとは、傷つく無防備な心


「愛することは無防備よ。
今の世の中では、大勢の人がそのリスクを背負おうとはしない。愛を知らない方が悲しむよりいいと。
そう考える代償は大きい。

生活にもっと愛や親しみ、喜びが欲しいなら、ありのままを見せないとダメ。
恥、恐怖、欠陥という感情。無防備な状況に、羞恥心や恐怖が潜んでいるのは確か。
でも、愛、絆、喜びが生まれるのはここ。

絆の反対は人に合わせること

研究によると、絆の反対は人に合わせること。
絆の反対は、値踏みして順応すること。
絆の反対は、話せることを話さないこと、避けること。
趣味・格好を合わせること。

絆はまず自分と結ぶものよ。
心を開き、真実を語り、他人のために自分裏切らない。
絆は自分を変えろと要求しない。
自分であることが条件。それは無防備な心。

自分や他人がとった勇敢な行為で、不安や感情の露呈が伴わなかったことはある?
無防備じゃないと勇敢になれない。
結果がわからないのにさらけ出す勇気。

傷つくことを恐れれば、絆を作れないし、喜びを受け入れられない。

人は心の傷を他の人に向けている。傷つくより傷つける方が楽だから

でも人は心の傷を他の人に向けている。
傷つくより傷つける方が楽だから。
自分の脆さを認識しないと他の人を攻撃する。

自分をさらけ出す勇気。
勝つことは一番になることじゃない。
勇気を出すのも勝つこと。

無防備になることは怖い。でもそれよりもっと怖いこと

ハッキリいう。
無防備になることは怖いし危険に感じる。
でも、それよりもっと怖いのは、
人生の終わりに、こう自分に聞くこと。
"愛してると言っていたら?"
"飛び込んでいたら?"

あなたは価値ある人間よ。
勇気を出して生きて。」

個々で紹介しているのは書籍や映像の一部です。ぜひTED映像やNetflix映像をご覧ください。

https://www.netflix.com/jp/title/81010166

最期まで読んでくださった方、ありがとう!

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木村智浩@ティール組織とオルタナティブ教育
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