2020/02/24 Mon
もう梅が見頃を迎えていた。
どこまで行こうか考えたが、P5R聖地巡礼もしたかったので中間地点の植物園を選んだ。
梅はどんなロケーションで撮るのが良いか、自分の中で定まっていなかったが今日のような晴天もアリだと思った。八重咲きであれば、ある程度光が強くないと花弁に遮られてしまう。
逆に言えば、品種によって晴天では光が強すぎることもある。
花はただ撮るだけなら簡単な被写体だ。それ故に作品レベルにするのが難しい。状態の良い花弁を見つけ、光を読み、背景を整理する。全ての条件を満たして初めて作品になる写真になるのだと思う。
梅はほぼTouit 2.8/50で撮った。持っているマクロレンズはこれしかないが、防塵防滴でないこと以外に不満のないレンズだ。
上の方の花が日差しを緩和してくれた。2枚ともASTIAだが、花は大概これで撮っていると思う。一方でトップにしているクラシックネガの色合いも捨てがたい。
十分な光があればクラシックネガも問題なく花で使える。あとは自分がどう表現したいかだ。
スナップではクラシックネガばかり使っている。クラシッククロームももっと使ってやりたいが、どうしても汎用性に差があるのだ。
今回もいつも通り、X-Pro3には35mmを付けっぱなしにしている。16mmやマクロはX-H1に付けているので、クラシックネガを使ったことがある人はすぐ分かるかもしれない。
ロイヤルになって追加された吉祥寺。井之頭公園にはちょこちょこ行っていたが、北側には全く行っていない。当然、アーケード街に入るのも数年ぶり、いや十数年ぶりかもしれない。
もちろん中身はゲームと同じではない。それでも「この店がモデルか…?」と考えたり、「なるほど、ここを変えたのか」と観察するのは存外に楽しい。
ちなみに一番の違いは人の数だった。
残念ながらお寺の山門は工事中だった。細い路地裏には飲み屋がびっしりと並んでいて、新宿の思い出横町よりも規模が大きかったと感じた。
山門の撮り直しも含めて、もう一回は来るだろう。そのときは一杯引っかけて帰りたい。
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