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X-Pro3の色々

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X-Pro3の設定やら雑感やらのまとめです。
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もうすぐ10年目を迎えるにあたり

レンズ交換式のカメラを初めて買ったのは2013年3月1日。その前から高倍率ズームのコンデジ(といってもいわゆるネオ一眼ではなくファインダーのない普通のコンデジ)は持っていたが、写真に重きを置いて撮ってはいなかった。 当時はライターとしてスマホのレビューを書くことがあり、必然的にスマホ以外のカメラが必要だから買ったという程度。 そこからまさかこんなに長続きする趣味になるとは。 あと半年と良い機会だし、思い立った時に残しておかないと節目なんて忘れてしまう。そういうわけで昔の写

Voigtlander NOKTON 35mm F1.2

春に半ば衝動買いのような形で手に入れたNOKTONだが、今ではXF35mmF2を隅に追いやりX-Pro3の常用レンズとなっている。これの何が素晴らしいかはスナップの撮りやすさに尽きる。 普段はあまり強い勧め方をすることはないが、このレンズについてはスナップ好きなら絶対に買うべきだと言い切れる。 もっとも俺が知っているスナップは人の入った、瞬間を切り取った写真なので最近のスナップの定義からすると狭義だ。 イメージするなら古典的スナップというか、フィルム時代のスナップ写真という

2021/01/28 Thu

富士フイルムの発表については概ねリーク通りだったものの、GFX100Sが日本円で70万ほどと知って昨日は興奮のあまり寝付きが良くなかった。手が届かなくもない、というのは実によろしくない。 1億画素なんてデータサイズがとんでもないことになるとわかっているのに、それでも欲しくなるのは風景を自分が満足できる質で残したいからだ。 作品撮りするならズームが必須ということを年末年始の旅行で痛感したが、Xマウントはセンサーサイズが小さい。同じメーカーで中判を出しているのだからそっちで残し

2020/05/07 Thu

五月病、というわけではないが今日のパフォーマンスはあまり良くなかった。やはり連休中の昼夜逆転生活が悪影響だったのだろう。 確かにフラストレーションはあるが、それは分かりきっていることだし分かってて何とか出来ていないのは俺の問題だ。休日は朝・午前・午後・夜くらいのざっくりしたスケジュールでも立てて動いてみようと思う。 カラークロームの比較もしようと思ったまま放置してしまっている。比較に使える写真は多少ストックができたが、Macを開く気がなかなか起きないのは今までのようにカフ

2020/03/31 Tue

気づけばもう月末だ。そして年度末でもある。 ずっと子どもと関わる仕事をしているからか、年より年度の方が変化として大きく感じる。 今年度は職場が変わった。業界や職種は変わってなくても、個別か集団かで全く仕事への感じ方が変わった。もちろん、どちらが良いということではない。 組織の風土は人が作るが、センスのない人が決定権を持っているといくら同僚に恵まれていても風土は腐る、ということを知見を得られたと考えられるのは、今の職場が恵まれているからだろう。 給与は高い方が嬉しいが、

2020/03/20 Fri

今日はぐっすり寝れた。4時ごろにApple Watchとマスクを外していたらしいが、そんなことを全然覚えていないくらいにはよく寝れた。 昨夜解熱したとはいえゆっくり休むのが定石なのだろうが、丸2日引きこもるのは昔はともかく今は精神が持たない。 Horizon Zero Dawnは確かに面白いし、ポストアポカリプスの世界観は大好きだが現実世界の桜は待ってくれない。何のために連休を3回も作ったのかと考えるとPS4を朝から起動する気にはならなかった。 クラシックネガで桜を撮っ

X-Pro3のカスタム登録

今日は昨夜からの発熱で1日引きこもることになってしまったので、下書きで暖めておいたこれを日記がわりにしようと思う。 先日の投稿ではカスタム登録について割愛していたので、今回はこれをメインにお話ししようと思います。今回使っている写真も全て撮って出しですが、露出補正ダイアルで多少暗めに撮ってるものが多いです。このフィルムシミュレーションと設定だとこうなるんだな、程度に考えていただければ。 1.SnapCN クラシックネガをベースにしたスナップ用のカスタムです。色合いがあまり

2020/03/10 Tue

今日は久々に一日中家にいた。この前の休みのように午後から出ようと思ったが、お天気アプリに激しい雨の通知があって気が削がれてしまったのだ。 時間はたっぷりあったので、モノクロの色温度調整を触ってみた。なるほど、これは面白い。 面白いが故にカスタム登録できる数が少ないことが残念でならない。X-T4をやめてもう1台X-Pro3を買い、モノクロ専用機にするのもいいかもしれない。 現像環境についてもふと考えてみたが、これだけ撮って出しを多用しているとわざわざMacBook Pro

2020/02/27 Thu

今日でX-Pro3を使い始めて1ヶ月たつ。家を出るときからぶら下げるのにも慣れてきた。 毎日撮ることに飽きる気配はないし、今日は仕事を終えてから親友の出演するライブで撮った。 結果から言うと満足いく撮れ高だ。問題は1700枚近い写真のピントチェックをどうするかくらい。 むしろ俺がX-Pro3のポテンシャルを活かしきれてなかったと思う。ライブハウスに着いてブーストをオンにした。AF-C・電子シャッターに切り替えて、グレイン系統をオフにしたまでは良かった。 ただ一つ見通し

2020/02/26 Wed

X-T4が発表された。 今の機材はX-Pro3とX-H1、レンズはXF16mmF1.4、XF35mmF2、Touit 2.8/50、XF90mmの4本。Pro3には35mmを付けっぱなしにしていて、残り3本のレンズをH1に付け替えている。 H1の不満点はグリップがやや深すぎることと重いことだが、さすがに1年半も使えば慣れてくる。性能面の不満は電子機器である以上、経年で増えるのは仕方ないが。 T4で気に入らなかった測光ダイアルのオミットは、モードダイアル(と便宜的に呼ぶ)

2020/02/25 Tue

そういえば毎日書くようになって1週間たっていた。所詮は日記なので、アウトプットの質も何もない。まだ1週間だし。 どちらかといえばX-Pro3を手にしてから毎日撮り続けていることの方が大きいと感じる。常にシャッターチャンスに備える。風景であれ、ポートレートであれ、それは変わらないはずだ。 もう一つ変わったこととしては、撮って出しのJPEGを使うことに全く抵抗がなくなった。 ファインダーもLCDも使わずに撮ると当然水平は取れてないし、構図も意図しないものになるのだが、現像し

歩く

これまで翌日の出勤時間が早い日はバスで帰っていた。自宅最寄り沿線を走る電車の最寄り駅まで歩くのと、バスで始発駅まで行くのとで大して時間は変わらない。 徒歩移動を極力省く対価がバス代というわけだ。それなのに今日は自然と朝来た道を戻っていた。 バスの車窓に映る景色は撮れなかったが、今日歩いていなければここまで躍動感のある瞬間を撮ることは出来なかった。 バスに乗った方がもっと素晴らしい瞬間に出会えた可能性も当然あるが、俺はこの1枚が撮れたことこそに意味があると思う。 誰の言

2020/02/17 Mon

今日はソール・ライター展へ。この前の展示は1回しか見なかったから、今回は2回は見ようと思って前売り券を2枚買っておいた。 1月末、X-Pro3を買った日に1回見に行っていて、それから撮った写真を見てみると少し自由になった気がする。 「我が心は不動、しかして自由に在らねばならぬ」 使っているとそんな気持ちになる。これまで使ってきた富士フイルムのカメラの中でも最良のカメラだ。 ウエストレベル、ノールックでシャッターを切る。やろうと思えば別にどのカメラでもできる。でも液晶が見

X-Pro3の(個人的に)快適な設定

買ってしまった。臨時収入があったわけでもないのに。瞳AFの捕捉率は悪くはない、それより低輝度でもAFが迷わないことの方がありがたみを感じる。 さて、ユーザーレビューのような記事を途中まで書いていたのだがそんなものは発売前から出ているし、好き嫌いがこれほどハッキリ分かれるカメラならレビューを参考にする人もいないだろうと思い一から書き直した。 X-Pro3の最大の欠点である数少ないFnボタンの割り振りをどうしているか、これはユーザー同士互いに参考になるのではなかろうか?という