乾いた心に水を注ぐ
乾いた心に
水を注ぐ
№132
2021.07.01
生活に疲れて、どうにも心が乾いてしまうことがあります。
乾ききった心は不機嫌で、家族が優しい言葉をかけてくれたときでさえ、もう助けにはなりません。ただただ、自分の中の疲労や苛立ちとともに閉じこもってしまいます。
そんなときに自戒を込めて思い出す言葉があります。
詩人の茨木のり子さんの詩です。
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
乾ききる前に、きちんと自分に水をやること。
常に自分への水やりができる人はきっと凜々しく、みずみずしく、しなやかです。
周りにいる人をも幸せにすることができるでしょう。
(五島瑳智子 著
『自分に水をやる』講談社より)
あなたは本当に頑張っています。
やさしい言葉を投げかけられても心に届かない時もあります。
生きることがむなしく感じる時もあるでしょう。
疲れ果ててしまうこともあるでしょう。
しかし、人のせいにしても何も解決しません。
あなた自身の力で心を潤わせるのです。
水をいっぱい注いであげるのです。
美味しいものを食べたり、好きなことをしたり、頑張っている自分を褒めてあげたり・・・
いっぱい水やりをして、人生を楽しく豊かにしていきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございます