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きーざくら~

「きーざくら~」
と口ずさんだら、「どん~」というレスポンスはどれだけあるだろう。

このタイトルがあって、冒頭でもこう書き出されたら、次はどんな話の展開が待っていると思うだろうか。ちょっと他者視点に立って想像してみたい。

・ざっくりと、お花見にまつわる話
・世代間ギャップの話
・酒といったら「黄桜っしょ」というステマめいた話
・印象に残っているテレビCMの話
・とりあえずジングルに乗せると記憶に残りやすいよね、という話
・黄桜といえばカッパで、カッパからはじまるUMAや妖怪の話
・よーい「どん!」とか、漫画での「どん!!」とか、「どん」って何なのという話
・どん兵衛って、東日本と西日本では味が違うらしいよという話
・(自分が言いたくて言い放った言葉に対してレスポンスしてくれる)ノリのいい人って素敵だよね、っていう話
・黄桜という名前の由来に関するまじめな話

以上10個も挙げたので、ここいらでもう勘弁してほしい。


起承転結
守破離

それらが正しい文章術の型とされる中で、まったくもってルールを遵守してはいないけれど、(早すぎる)最後に、なぜ「きーざくら~」について書こうと思ったのかだけ書いて終わりたいと思う。

今まさに日本各地で、満開だった桜が散るモードになっている。
チルタイム。僕は嫌いじゃない。
そんな最中、「もう葉桜だよね」という言葉が旬のワードとなる。

「はざくら」
意味内容のわかっているワードだけど、シーズン限定のワードだけあって、今でもどこか聞き慣れていない自分がいる。
ゆえにか。「はざくら」と聞くたび、自分の脳内では「きーざくら~」のメロディラインに合わせて、「はーざくら~」が再生されている。

このことを白状したかった、それだけの話。
どん~。

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