考え、脳を使って妄想することでアザーサイドの可能性を学ぶ。
学生時代の、受け身学習は本当に勿体無かったなぁと感じる1時間に出会った。
読書を通して文芸批評、文学を楽しむという一面を学ばせてもらった。
ある事象を理解するにしても、単元ピンポイントだけでは理解に及ばず、
深みに至るには、歴史を事前学習しておくこと+自分の脳力で考えを
思い馳せることが必要だとも学んだ。ある意味、妄想力が力強くなる。
読み解く、とは、読書や文学に限らず、
相手の意図・深謀遠慮を推測し、思い至らせることが醍醐味。だ。
人と人の間でコミュニケーションは成され、物語が紡がれるから、だろう。
思い込みを捨てる、気概を持つことで、
遠いな、別世界だなと思ってた出来事も
いつもの自分の身の回りの環境に転用して考え、
言い換えられると面白いだろうな。
私もやってみたいな。
そんな事を思わせてくれる、興味津々で読める一冊だった。