JAXAつくば予約の見学で学び感じたこと。
予約した見学ツアー(500円)にして良かった。このツアーでしか立ち入れない。
見せてもらえない場所に行けたから。だ。
その場所が、「きぼう」の地上でのコントロールルームだった。
「きぼう」とは、日本が、宇宙の国際ステーション(ISS)に設置している1パーツの実験(観測)棟のこと。
今現在、世界各国から選ばれた7名の男女宇宙飛行士が滞在し、職務にあたっている。
コントロールルーム内に、掲示された7名の宇宙飛行士の記念撮影された社員が印象的だった。主に、アメリカNASAから来ているメンバーとロシア側から来ているメンバーがいる様子。
その違い。ユニフォーム右胸の上にあるワッペン(NASA・ROSCOSMOS)以外に
ハッキリ・くっきりと明確に分かれているものがあって面白かった。
皆さんは何だか?お分かりになるでしょうか。
それは、表情=つまりは、笑顔のある・ナシだった。
アメリカ側の4人は、白い歯を見せ、口角上げてのステレオタイプ的な満面の笑み。
一方のロシア側3人は、強張った表情で、やや恐さ?すら緊張感が伝わる澄まし顔。
同じ人間でありながら、育ってきた環境で、表出されるものが、こうも対照的に
なるんだなぁと感慨深かった。
宇宙とは、関係のないところが、一番のツボ。ポイントだった。が、
ISSは、90分で地球一周を繰り返し周回軌道している。
その速度は、秒速7.7km。
弾丸よりも早いとのことだった。
JAXAつくばには2,000人超の職員と協力会社の人が仕事している。
人類の叡智の積み上げが緻密な成果を紡ぎ出す現在地にも感銘。
見学・体感したからこそ分かる貴重な1シーンだ。
P.S
漫画『宇宙兄弟』にも描かれた、宇宙飛行士の訓練施設の1つ、
閉塞環境のトレーニングシェルター。本当にあるんだぁとチョイ感動。