共通テストアドベントカレンダー1日目~始まりの書
こんにちは。
さて、共通テストまであとひと月を切りました。
世間ではコロナウィルスの感染者数が増加の一途をたどり、入試に関しても様々に不透明な要素をはらんでおります。
しかし、文部科学大臣は「大学入学共通テストは必ず挙行する」と明言しております。そして、おそらくこれは守られるでしょう。必要至急のテストですからね。
◇高校生と話していて感じた不安
ところで、最近(特に地方の)高校生と話をしていて思うのですが、「共通テスト」について、明確なイメージがつかめていないような気がしています。
「センター試験と同じような感じですよね?」
「記述式の問題が出るんですよね?」
「(国語の)試験時間……60分?」
などなど。ある程度当たっているものもあれば明確に違うものもあるので、50万人の受験生の一定数が「センター試験から大きく変わることを知らずに共通テストに臨むのではないか?」と懸念しております。
◇いま、私にできること
私は一介の予備校講師であり、大学受験では現代文(と小論文をちょこちょこ)を担当しているにすぎません。
他の科目についてはおぼろげにしかわかりませんが、現代文についていえばセンター試験とは大きく異なるテストに受験生は臨んでいきます。その事実を「知らない」受験生を一人でも少なくするためにこのnoteを更新していきます。
アドベントカレンダー形式で。
本当はクリスマスまでなんですよね。いいですよね。受験生にとって共通テストはクリスマスみたいなものでしょ?(暴論)
毎日共通テスト現代文に関する短めの記事を更新していきます。毎日18:00頃に更新します。
◇さっきの疑問への答え
①センター試験と同じようなテストでしょ?
→そういうテストになる可能性もあるし、センターの要素も残るが、少なくとも表面的には大きく異なるテストとなる「。
②記述式があるんでしょ?
→あったけど無くなった。ついでに英語の民間試験活用も無くなった。
③試験時間は??
→80分。で現代文×2+古文+漢文
明日は「センター試験との違い」についてお話していきます。
それでは。