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甲子園の教育論③苦手はほどほどに
◆話が違う!!
2018→4位
2019→6位
2020→6位
これは何の順位か。オリックスバファローズのパリーグにおける順位である。
正直言って弱い。吉田正尚、山本由伸など球界を代表する選手がいながらもなんだか弱い。大阪でのニュースの扱いも小さい。
「オリ達を忘れるな」
なんて自虐的な文言で扱われている。
そんなオリックスなので、毎年交流戦が始まる前には
「ソフトバンクには負け越し止む無し」
「西武の山賊打線には気をつけなければ」
「オリックスには最低勝ち越し、目指せ三タテ(三連勝)」
と思っているのに、なんと最後にオリックスに勝ったのは2018年。
2019年は0勝2敗1分け。
そして、今日。2-5で負ける。しかも負け方もよくない。
拙攻、拙守、中継崩壊……。
交流戦始まる前までは「交流戦優勝も狙える」と思っていた自分をぶん殴りたい。もはや、交流戦で貯金とゲーム差を守る、に照準が下がりつつある。ああ難しい。ペナントレース。
◆苦手を作ると大変な目に遭う
今年、タイガースがここまで好調だった理由の一つに、極端な苦手チームが存在しないことがある。
昨年大幅に負け越したジャイアンツにも僅差で勝ち越し、3タテも食らっていない。連敗が少ないのがその証拠である。苦手がない。だから強い。
そしてこれは大学受験においても同様である。
苦手科目があることは仕方がない。しかし、その「苦手の程度」を上げなくてはならない。
わたしも過去に医学部や理系が中心の予備校に数年在籍したが、そこでセンター試験の現代文はそれなりに仕上がっても古文漢文が20~30点(100点中)なんていう生徒も多々目にした。
もちろん、大学に入ってからは使わない科目であれ、知識なのかもしれないが、現行の一般入試の制度では(特に国公立大学志望は)、その知識で大きく足を引っ張ると選択肢を狭めることになる。
現在のルールのもとでは大きな苦手があると勝ちきれない。
つまり、志望大学合格という「優勝」はつかめないのだ。
そして、ペナントレースも苦手を作っていては優勝できないことを昨年タイガースファンは嫌というほど味わったのだ。
もちろん、大学入試は人生の一つの通過点である。交流戦も然り、だ。
しかし、人生やペナントレースにおいて非常に重要な通過点であることは間違いない。
だから、出来れば、いい結果を、、得たいのである。
というわけで、明日のゲームはタイガースにとってとても大事な一戦。
まだ、交流戦は借金1。
また明日。
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