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SaaS市場に注目!!

「SaaS市場は19年も二桁成長見通し」
・メールやスケジュール管理、顧客管理、経費精算等、アプリのクラウド
 サービスはSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)と呼ばれる。

・ユーザーはネットに接続するだけで完成されたアプリをすぐ使えるほか、
 複数のユーザがPC、モバイル端末に縛られることなく同時アクセスや
 データの保存、共有等が可能。

・個人ユーザをはじめ、企業等では低コストで効率的なITインフラとして
 SaaSの利用が増加している。

・世界のパブリッククラウドの売上高について、19年は前年比17.3%増の
 2062億ドルと拡大予想。このうちSaaSは19年は前年比で17.8%増の
 851億ドルとなる見通し。

・SaaS市場では、セールスフォースをはじめとするクラウド大手のほか、
 マイクロソフト等のIT大手でもクラウド型サービスを拡充させている。

・SaaS各社では将来の売上高の目安となる指標であるサブスクリプション
 契約のユーザ数や契約価値、年換算経常収益(ARR)等が伸長している。

・セールスフォースでは大手企業との契約締結が順調で、主力のクラウド
 サービスを中心に売上高が拡大。
 残存履行義務が18年10月時点で前年同月比34%増の212億ドルに達した。

※残存履行義務…成約済み案件のうち売上高に計上されていない契約価値の
 合計で、前受収益のほか、代金を受け取っていない契約価値も含む。

・各社は次世代サービスとしてAIを組み込んだサービスにも注力している。

・AIがクラウド上にある画像や音声、テキスト等の大量データをもとに将来
 起こりうる事象を予測し、ユーザが取るべき行動を判断・提案すること
 で、さらなる生産性の向上やコスト削減、リスク回避等の効果をもたらす
 と期待されている。

・セールスフォースでは、AI機能「セールスフォース・アインシュタイン」
 を組み込んだ主力サービスを強化。

・アドビでは、AIと機械学習を駆使した支援ツール「アドビ・センセイ」を
 展開。

このような点から、今後もSaaS企業は持続的な成長が期待されています。

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