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「人が変われない本当の理由」と「自分を変える方法」について
この記事は、
「変わりたいのに、いつも途中で挫折してしまう」
「頭では分かっているのに、行動に移せない」と感じる人向けです。
人が変われない本当の理由を理解し、それを乗り越える方法を学ぶことで、自分を理想の状態へと近づけていくことができます。
学びの内容
なぜ人は変われないのか?
研究によると、「変わらなければならない」と分かっていても 85%の人は実際に行動を起こさない。
さらに、「命に関わる病気だから生活習慣を変えなさい」と医者に言われても、 7人中6人は行動を変えられない というデータもある。
では、なぜ人は変われないのか?
それは 「変化を阻む免疫マップ」 が働くから。
「免疫マップ」とは?
免疫マップとは、変わりたいのに変われない構造を可視化するもの。
これは、まるで「片足でアクセルを踏みながら、もう片足でブレーキを踏んでいる」ような状態になっていることを示す。
免疫マップの4つの要素
変化を阻む免疫マップを理解するためには、次の4つのポイントを押さえる必要がある。
1️⃣ 改善目標
➡ 「こうなりたい!」という理想の姿
例:「もっと部下に仕事を任せられるようになりたい」
2️⃣ 抑制行動(変わりたいのにやってしまうこと)
➡ 変化を妨げる行動
例:「部下に仕事を任せようとしても、結局口出ししてしまう」
3️⃣ 隠れた目的(無意識に達成したいこと)
➡ 「変わらないことで守られているもの」
例:「自分が全てをこなせるオールラウンダーでありたい」
4️⃣ 強固な信念(価値観や思い込み)
➡ その隠れた目的を生み出している根本の考え方
例:「リーダーが何もしないのは給料泥棒だ」
このように、表面的には「変わりたい」と思っていても、 実は変わらないことで守られている自己イメージがある ことが分かる。
どうすれば変われるのか?
💡 1. まずは自分の免疫マップを書き出す
自分の「改善目標」「抑制行動」「隠れた目的」「強固な信念」を整理することで、 なぜ変われないのかを客観的に理解できる。
💡 2. 逆張り行動(カウンターアクション)を試す
普段なら絶対にしない行動を意識的に試してみることで、自分の信念が本当に正しいのかを検証する。
例:「部下に仕事を任せると不安だから口を出してしまう」→ あえて 小さな仕事 から完全に任せてみる
💡 3. 小さな実験を繰り返す
「いきなり大きく変える」のではなく、 小さなステップ で変化を起こしていくことが重要。
例えば、1週間だけ試してみるなど、リスクの少ない範囲でやってみる。
💡 4. 他人を巻き込む(フィードバックをもらう)
変わるためには 第三者の視点 が不可欠。
「自分は変わろうとしている」ということを周りに宣言し、定期的にフィードバックをもらうことで、 本当に変化しているかを確認できる。
💡 5. 固定観念を揺さぶる(本当に正しいのか検証する)
「リーダーが何もしないのは給料泥棒」という信念があるなら、 「では、優秀なリーダーとは何か?」を改めて考える。
もしかすると、 「メンバーの成長を促すのが良いリーダー」 という考え方もあるかもしれない。
最後に
「変わりたいのに変われない」理由は、 自分の中にある無意識の抵抗=免疫マップ によるものだった。
しかし、この免疫マップを理解し、小さな実験を繰り返しながら 「変わらないことで得ているもの」に気づく ことで、本当に変わることができる。
新しい挑戦をするときに「なぜ不安になるのか?」「なぜ変われないのか?」を深掘りしてみると、 自分の成長を阻んでいる思い込みに気づけるかもしれません。
「変われない理由」を知ることが、変わるための第一歩!
今年こそ、自分をアップデートするチャンスですね!