ありのままを書いてみる
舞台 クジラの子らは砂上に歌う
"全て忘れていかない様に
心に毎日、日記を書こう
嬉しい事も辛い事も
素直にありのままを書いていこう"*1
日記を聞いていたら文字にして残さないといけないような気がしたので…。
初日が好評化でとても楽しみにしていたクジ砂を観劇。茶色の傾斜のみとシンプルなセットの上で小さな島の壮絶な物語が広がっていました。オウニの首長に対して「戦えって言えばいい」と言うシーンが好きだった。山口さんのオウニは誰よりも泥クジラを愛していてだけど不器用で…人間っぽい部分が多くて好きだ。あと、ギンシュの方が殺陣も演技もギンシュがいたらこんな感じだろうなってぐらいキャラクターとマッチングしていて一番のお気に入り。「チャッキーのサミを呼ぶ声が優しくて好きだぞ」みたいなセリフで泣いた。ギンシュ姉さんらしい声のかけ方で芯があるお姉さんはかっこいい。
あと、原作ではマソオさんが好きだったので洋二郎さんだと知ってかなり楽しみだった。タイシャ様といいめっちゃずるいね。泥クジラの大人組かっこいいよ…!マソオさんがクチバさんに掴みかかるシーンが好きだった!!!
言い出したらキリがないので最後にチャクロ。優しくて頼りなくて、けれど誰よりも強かった。
「意地悪してごめんね」とサミを抱きしめて泣くシーンが辛い。あまりにも自然で、上手く言えないけど演技ではなく本当の感情から出た言葉のようで舞台を観てるのではなく今、泥クジラにいて目の前で起きている出来事のように感じてやるせなくなった。あと、スナモドリのシーンは最高に泣いた。
挿入歌の日記も悲しくてでも暖かくて何度も聞いてなんども泣いてる。日記を聞いてると何でもない場所が大切に感じられる気がする。舞台クジ砂はこれからも記憶に残る気がする。記録も残ったね。おめでとう!流石チャクロ!!
*1 https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/vague-music/entry-12151685273.html