SLANG 俺は行間の代弁者 行間をどう読もうが 俺の自由だ 紡は果たして夢を見ずにぐっすり眠れるようになったのだろうか。 救いが訪れたのだろうか。 早く僕を有罪にしてくださいが、僕を殺してと願っているように聞こえて仕方がなかった。 遺族に否定された瞬間にあの世界は終わった。 そう感じた。 何が正しい? 何が間違っている? 誰が正解? どれが真実? 誰が殺した? 違う、全てが正解でどれもが不正解。 それぞれが各々の本を持っている、たった一つだけが真実。 この世の全
エーステ 春組単独公演 あまりにも良かった。これ!これを求めてた。また会えて嬉しかった。たしかに私は舞台化したA3と俳優を観るために劇場へ向かうのに、幕が開いた瞬間MANKAIカンパニーを観に来ていてMANKAIカンパニーが大好きな監督であり観客になっている。それがまったく違和感なく自分に浸透してくる、春夏公演でも起きた不思議な感覚をまた味わった。まずはOPのバック映像がエモい。春夏秋冬の旗揚げ公演を経ての第2、第3公演なんだね。 そして終演後に何よりも感じたことが、原作
薄桜鬼 志譚 風間千景篇 ”志譚”その名の通り、志す者を語る物語。 今シリーズの表題ではあるけれど、誠の旗のもと信念を貫く新撰組の生き様を見守る形の風間篇にはとても合う。前作から演出も変わりリスタートを切った薄ミュだけれど、薄ミュについて既知の情報といえばハマっていた友人が近くにいたため断片的に見た過去作、曲は大体、予習のために見た初演程度でほぼ初心者も同然。ただヤイサは当時2.5舞台に通っていれば必ず聴いたことがあるくらい馴染みのある曲なのではないかな。そのヤイサを歌って
舞台 機動戦士ガンダム00 破壊による再生Re:Build ダブステみた? ガンダムが舞台化されると聞いて、演出はコックピットが固定されていてモビルスーツは映像かなと想像していて…、それだったら舞台でする意味あまりないよねと勝手に想像して勝手に完結させてしまっていたので、申し訳ないけれど正直そこまで期待せずに行った。でもそんな想像よりも、もっとずっと良いものだった。 確かに凄い勢いで動くコックピット(ほぼでかい椅子)を見たときは驚いたし困惑したけれど、ちゃんと舞台で表
トゥーランドット 〜廃墟に眠る少年の夢〜 オペラのトゥーランドットはなんとなく分かるけど、それを毛利さんはどう描くのだろうか?リューは誰だろう?ピンポンパンは?と色々想像しながら、憧れの少年社中の舞台に愛して止まない俳優が立つという現実に日々胸を高鳴らせて迎えた初日。余りにもの熱量と感情の揺れによりいつのまにか全身に力が入っていたようで、観劇後の第一声がまさかの「疲れた…」だった笑…なんだろう、所謂古典的な演劇でありながら、華やかなダンスと衣装でまさに現代の至極最高なエンタ
MANKAI STAGE A3! 予習のため始めたアプリがうっかり大好きになってしまった作品という事で初日の1ヶ月前くらいからワキワキが止まらず笑 原作の舞台化は、生身で演じるからこその新しい魅力発見だったり、原作が好きな人なら原作を読んでた(見てた)時の感動が肌で感じられる所が良いところだと思うんですけど、エーステはプラス私たちが拍手を送る事で物語が完成して感動が生まれるようになる、舞台の話を舞台で表現するからこそ出来る演出に鳥肌がたった!舞台を好きな人が作ってるんだろ
クジラの子らは砂上に歌う 再演 まさか、本当に再演があるなんて思いもしなかったので、発表された時は本当に嬉しかったなぁ。 だけど、空席があったとはいえ最後にはとても良い形で千秋楽を迎えた初演より良いものが出来上がるのだろうかなんて勝手に不安を抱えていて、、、良い思い出は綺麗なまま置いておきたいみたいな。笑 不安と緊張のまま迎えた初日、その不安は一瞬のうちに興奮へと変化した。演出もかなり変わっていて、しかも大迫力の殺陣。隣の人に心臓の音聞こえるんじゃないかレベルでバクバクし
三百年の子守唄 いつの間にか刀ミュに魅せられハマっていたわけですが。私にとっての刀ミュは楽しい面白いにプラスしてフォロワーさんや友人との共通言語のようなものとして重宝している。 冒頭で討死宣告のラッシュ。徳川周辺はあまり得意ではないたので名前は聞いたことある…ぐらい(恥ずかしい)しかし、今回のストーリーは石切丸の回想としてあらすじを時々挟んでくれる形だったので有難いことこの上なかった。。内容は松平の再生ということで、城を立て直したり後の家康を育てたりと人間の代わりとなる話
メサイア 暁乃刻 正直、ストーリーが発表された時は、相手がいないメサイアってなに。題名変えた方がいいのでは。とか思ってた。 だけど、護が悩んで苦しんで最後に導き出した答えは自分が生きている限り、淮斗は生きている。護がここにいるってことは、淮斗もそこにいるということ。 護は淮斗と一緒に卒業して行った。 サクラになって笑ってるんだもんな。 淮斗はずっと護に守られていたようで実際は護の事を守り続けていたのかもしれない。振り返れば廣瀬さんも、いつの時も赤澤さんが泣いたらにこにこ
please3 映画 1回目見た時正直に言ってしまうと、あ、これは若手俳優がタバコ吸ったり厨二病こじらせてるの見てニヤニヤするやつ。と思ってた。でも見ているうちに頭の中が整理されていって、あ、ここと繋がってるのかとか、細かい部分が1本の線につながっていった。映画の中で答えははっきりと出されていないから見ている側に考える場所を与えてくれているんだけど、答えがないからと苦になるわけではなくて、ここはこうなんだろうか?いや、違う?って色々考える部分があって楽しかった。立ち見だった
ミュージカル テニスの王子様 青学vs六角 最初に1人で出てきて踊り出した跡部様を観て(あれ?バレエ観に来たっけ?)とまず混乱。 スポットライト1つだけで舞う跡部様が本当に綺麗だった。前回観てこの跡部は御坊ちゃまなイメージを持ったけど今回観て女王様に変身してた(?) 歴代の跡部はワイルドな色気でしたが、三浦くんの跡部は見惚れるような色気だった。 あと、歌がまた上手くなっていた印象。幕間前の鏡の曲が驚きすぎて友人に口開いてたよ。と言われてしまった。。ほんとびっくりだ
舞台 クジラの子らは砂上に歌う "全て忘れていかない様に 心に毎日、日記を書こう 嬉しい事も辛い事も 素直にありのままを書いていこう"*1 日記を聞いていたら文字にして残さないといけないような気がしたので…。 初日が好評化でとても楽しみにしていたクジ砂を観劇。茶色の傾斜のみとシンプルなセットの上で小さな島の壮絶な物語が広がっていました。オウニの首長に対して「戦えって言えばいい」と言うシーンが好きだった。山口さんのオウニは誰よりも泥クジラを愛していてだけど不器用で…人間っぽ