TKda黒ぶち

当ページは、ラッパーのTKda黒ぶち、フォトグラファーの小田駿一、編集者のイトー、ライターの本多カツヒロの通称”チームTK”の4人によって運営されています。皆さんに読んで頂くことやフォロー、好き、その一つひとつが創作の糧となり励みになります。どうぞご贔屓に!

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最近の記事

TKda黒ぶち×HRSMインタビュー「 異色のコンビが目指す音楽とは?」

TKda黒ぶちが、今年になってリリースした楽曲には嶋崎宏ことHRSMが関わっている。嶋崎は作編曲家やプロデューサーとして活躍している音楽家。過去には、映画『カノン』(KADOKAWA)の音楽を担当した他、バンドCue:Spec、maymeでも活躍し、X JAPANの元プロデューサーだった津田直士氏のユニットi.o.youにも参加していた。また最近では参加作品であるBFI(英国映画協会)のJAPAN2021がNEW YORK ADC(ニューヨークを拠点とするArt Direct

    • TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』編集後記

      TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』バックナンバー 第1回「笑わない子ども」 第2回「邂逅と疎外」 第3回「孤独な少年  居場所を見つける」 第4回「RAPで知った  人に認められるということ」 第5回「青春の幕引き  そして新たな旅へ」 第6回「New York で変化したHIPHOPへの認識」 第7回「LIFE IS ONE TIME, TODAY IS A GOOD DAY.」 第8回「Don’t Let the Dream Die」

      • 『夢の続きを創りに行こう』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』9回

        TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回「笑わない子ども」 第2回「邂逅と疎外」 第3回「孤独な少年  居場所を見つける」 第4回「RAPで知った  人に認められるということ」 第5回「青春の幕引き  そして新たな旅へ」 第6回「New York で変化したHIPHOPへの認識」 第7回「LIFE IS ONE TIME, TODAY IS A GOOD DAY.」 第8回「Don’t Let the Dream Die」 『Get

        • 『Don’t Let the Dream Die』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』8回

          TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回「笑わない子ども」 第2回「邂逅と疎外」 第3回「孤独な少年 居場所を見つける」 第4回「RAPで知った 人に認められるということ」 第5回「青春の幕引き そして新たな旅へ」 第6回「New York で変化したHIPHOPへの認識」 第7回「LIFE IS ONE TIME, TODAY IS A GOOD DAY.」 ・お前の夢は一体何? 1stアルバム『LIFE IS ONE TIME,

        • TKda黒ぶち×HRSMインタビュー「 異色のコンビが目指す音楽とは?」

        • TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』編集後記

        • 『夢の続きを創りに行こう』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』9回

        • 『Don’t Let the Dream Die』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』8回

          『LIFE IS ONE TIME, TODAY IS A GOOD DAY.』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第7回

          TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回「笑わない子ども」 第2回「邂逅と疎外」 第3回「孤独な少年 居場所を見つける」 第4回「RAPで知った 人に認められるということ」 第5回「青春の幕引き そして新たな旅へ」 第6回「New York で変化したHIPHOPへの認識」 ・虫の知らせ ニューヨークでHIPHOPとは何たるかを確信し、これからは音楽で飯を食うと意気込んで帰国した自分が成田空港で目にした光景……それは働く人たちの覇気

          『LIFE IS ONE TIME, TODAY IS A GOOD DAY.』TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第7回

          「New Yorkで変化したHIPHOPへの認識」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第6回

          TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回「笑わない子ども」 第2回「邂逅と疎外」 第3回「孤独な少年  居場所を見つける」 第4回「RAPで知った  人に認められるということ」 第5回「青春の幕引き  そして新たな旅へ」 ・いざ憧れのニューヨークへ 今のスタイルや目指すべきHIPHOPは21歳の時、約1ヵ月ニューヨークに滞在した経験が大きい。それが自分の音楽の礎となっている。  大学卒業間近の2月、アルバイトで貯めた50万円を手に

          「New Yorkで変化したHIPHOPへの認識」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第6回

          「青春の幕引き そして新たな旅へ」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第5回

          TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回 「笑わない子ども」 第2回 「邂逅と疎外」 第3回 「孤独な少年  居場所を見つける」 第4回 「RAPで知った  人に認められるということ」 ・10代MC'S 大学1年の時、DARTHREIDERさんから誘われた。大学入学後もダースさんが主催する渋谷ハチ公前サイファーに参加し、渋谷Familyの「蝕」にも顔を出していた。当時の自分は、10代の残された2年間で何かを成し遂げたい。自分らの世代

          「青春の幕引き そして新たな旅へ」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第5回

          「RAPで知った 人に認められるということ」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第4回

          TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』 第1回 「笑わない子ども」 第2回 「邂逅と疎外」 第3回 「孤独な少年 居場所を見つける」 ・渋谷ハチ公前サイファー 高2の夏、友だちと渋谷と裏原へ買い物に行った。いまはなきレコード店CISCOがあるシスコ坂を通りかかった時だ。大勢の人がRAPをしている。気になった自分は、友だちを待たせ、その様子を見に行った。それがDARTHREIDERさんをはじめダメレコのメンバー、ビートボクサーの太華さんが中

          「RAPで知った 人に認められるということ」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第4回

          「孤独な少年 居場所を見つける」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第3回

          1回目、2回目 ・波乱の高校生活の幕開け 「マージナル・マン」。心理学では子どもから大人への間、つまりは青年期を指す言葉。自分にとって、高校生活はまさにマージナル・マンだった。RAPと出会い、いまの自分の礎のひとつを作ってくれた時期。誰にとっても人生のターニングポイントはあるだろうが、自分にとってはまさに高校時代がそれに当たるんだ。 「高校生活も終わったな。マジでハードコアな場所に来ちゃった……」。高校の入学式前に行われたオリエンテーションでは、ヤンキーの新入生たちが乱

          「孤独な少年 居場所を見つける」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第3回

          「邂逅と疎外」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第2回

          第1回はこちら 1.「不思議なリズムと音の正体」 ──中学2年の夏休み、野球部の練習中に聴こえてきた音楽に思わず聴き惚れた。通っていた中学の野球部の顧問が2年になると変わった。新しい顧問はまだ20代半ばくらいと若く、アメリカ式の練習メニューを取り入れたり、時には練習中もプロ野球選手のように音楽を流していた。そこで今まで聴いたこともなかった不思議な音楽が気になった自分は練習後、顧問の先生へ「さっきの曲を貸してください」とお願いし手渡されたのがRIP SLYMEのアルバム『F

          「邂逅と疎外」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』第2回

          「笑わない子ども」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』序文&第1回「笑わない子ども」

          ■お知らせ 0.序文 毎週月曜、夜8時からラジオから自分の声が聞こえてくる。 ヒップホップ専門ラジオ局『WREP』から。 毎週火曜、夜中の1時半。テレビをつけると自分の姿が映っている。 『フリースタイルダンジョン』、そして『フリースタイルティーチャー』に。 数多のMCバトルで勝ってきた。 これまでにアルバム3枚、EP1枚も出した。 時には、テレビやラジオにゲストとして呼んでもらうこともあれば、俳優にもチャレンジしたこともある。たまに街で声をかけてもらえる。 TKd

          「笑わない子ども」TKda黒ぶち自叙伝『Live in a Dream~夢の中で生きる』序文&第1回「笑わない子ども」