サロン運営で大切な「動線」と「導線」
サロンを運営する中で、どんな時でも様々なケースを常に想定して、試行錯誤する必要があります。
その中で、重要視して考えるべきことのひとつに
「どうせん」があります。
サロン運営に大切な「動線」と「導線」について
触れてみたいと思います。
1.動線とは
生活動線や家事動線という言葉が一般的に知られている使われ方ですが、人や物が動く経路のことを意味しています。
生活をする上で、家事をする上で
・どこを
・誰が
・どんな物が
移動するのか⁈
どの場所に1番移動しているのか⁈
これらを結んだ線が
生活動線・家事動線となります。安全にかつ効率的に動ける経路を確保する事で、生活しやすい空間となります。
2.導線とは
導線を辞書で引くと…
電流を流すための導体となる金属線。電線。
引用元:デジタル大辞泉
上記の意味で用いられる事が一般的ですが、ITやマーケティング用語として使われる事があり、別な意味を持っています。
導線はIT業界では、ユーザーをWebサイト上の目的の場所に誘導する仕組みという意味で使わることがあります。ほかにも百貨店、コンビニ、スーパー、ホテル業界でも、同じように「客を導く」という意味で使用されることがあります。
引用元:MINWEB辞典
3.サロン動線とは
お客様・スタッフ・施術機器などが移動する経路を意味すると思います。
まず第一に、安全に移動できる動線なのか。
そして次に、スムーズに効率よく移動できる動線になっているか。
サロンづくりをする上で大切な動線と言えるでしょう。お客様だけではなく、スタッフや機材の事も常に考えておく事がスムーズな施術、より良いサービスに繋がるはずです。
4.サロン導線とは
この言葉の使い方が適当かどうかは分かりませんが、よく耳にする言葉でもあります。
サロン動線と違い、こちらの導線は基本的にお客様に対してという意味合いが強いです。マーケティング用語として使われている「お客様を導く」という意味でのサロン導線です。
*新規顧客がサロンに来るまでの導線
*リピート集客のための導線
*提案からクロージングまでの導線
*お客様が目的を果たすための導線
*紹介を促すための導線
etc
お客様を導く線は、色々なラインがありますね。
色々なラインを引く事が、とても大切です‼︎
5.まとめ
動線と導線(どうせんとどうせん)
同音異議語であるかは分からないですが、似ていながらも別々に考えるべき言葉です。
施設・環境としての動線…
そしてお客様を導くという意味での導線…
サロン運営では、2つのどうせんを常に考えていくべきです。安全安心のための動線…そして、より良い未来へ導くための導線…
色んなシーン、色んなケースを想像しながら、シミュレーションして行く事が大切だと思います。
多くのラインを引いてみましょう‼︎
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