最近は出社回帰の流れもちらほらと、リモートワークの良し悪しを自分なりに考えてみたいと思います。今私はリモートワークをしています。あずさの直行線で長野から東京は2時間半ぐらいです。頻度としては2ヶ月に1回程度。
Pros
リモートワークの利点は自分のペースで仕事ができること、集中できる環境や比較的自由な時間配分が可能。
自分は山をみることが好きで、朝方の霧がかった景色や冬の巨大な美しさは何度見ても理解しきれず、みているだけで何かの哲学を得られるではないかと思うような美しさです。この景色を見れることも良いと思っている。
Cons
場の力みたいなものを得られるなくなっていると思う。距離を置いた人間関係になりがちなのは否めないかなと、多分大体で問題になるのはコミュニケーションで言葉のニュアンスが把握しずらい。
以下リモートワークに無いものをChatGPTにリスト化してもらいました。
全て同意になりそうです。
アンディー・ウォーホル
すべてを知りたいのならば、
私の絵と映画と私の表面だけを見てください。
以前にこんな考えをしてみたことがありました。上記はアンディー・ウォーホルの言葉ですが、Slack上のみのコミュニケーションであっても粒度を細かくみていけば相手の様子はわかるような気がしました。それはレスの速度であったり発言の時間帯であったり、限られた情報であってもそれなりの様子は把握することもできる可能性があります。
DOMMUNEのリモートクラブ
コロナ化でリアルなクラブ運営が困難になり、リモートダンスミュージックを提供したのがDOMMUNEでした。同時接続でリアルタイムでDJプレイを同時視聴することができる面白いサービスでした。
現在この形式が広く定着していない現状をみるに、やはりまだ何かが足りないのかもしれません。
リモートワークで世界中の才能の収集
この考えはリモートワークを実施する目的の一つだと思います。距離の制約がインターネットにより無くなるのであれば、必要とする条件にフィットする人材=才能を世界からかき集めれば効率的です。乱暴ですがオスショア開発と言われるものもこの考えと同じ方向でしょうか。
場の力
個人としては、リモートワークとオフィスワークのハイブリットが理想かとは思っています。そして言語化できない場の力はあるように思います。
2014年の出版された上記本には、リモートを基本としつつ2週間に一度顔を合わせるパターンを推奨しています。10年前の本ですがDHHは良いバランスを言っているように思います。
アンディー・ウォーホルが生きていたら彼に会ってみたい。この会ってみたいという感情は無くすことができないのかもしれません、しかし毎日彼に会いに行きたいわけでは無い、のバランス感が今のところの結論になりそうです。