救急隊員さんの迅速な対応に感謝
午後8時45分頃に台所の床に倒れた夫
小さく唸り声をあげるも意識なし
119番に出た方に急いで経緯を話しました
119番に出た方が私に聞きました
「呼吸していますか?」
私・・・
「そんなのわかりません!!」
混乱している私!!
夫の口元に顔を近づけると、微かに呼吸しているかな?と感じるくらい
電話口では
「もう救急車が向かっていますからね。到着まで電話を繋いでおきますからね。
もしかしたら吐くかもしれないので身体を横にしてくださいね」
「わかりました」
「あ〜重たくて身体を動かせない、どうしよう」
そう言いながらも私は一生懸命に夫の身体を横に向けた途端に吐きました」
あとで、仰向けにしていたら吐いたものが詰まって窒息死していたと分かりました。危機一髪
安心できたのは、ずっと電話で声をかけてくれていたこと。本当に有り難かったです。
この時私の少ない知識から、夫は脳梗塞なのではないかと思いました。
脳梗塞ならとにかく早く病院で治療して貰えば治るのだと思っていました。
救急車到着
事前に詳細が伝わっていてからか、夫はあっという間に担架で救急車に乗せられました。
娘M子が冷静に夫の診察券などを用意してくれていたので、ババも直ぐに救急車に乗りましたが、その直前…
私は暗い夜空に向かい、まさに天を仰いだのです
(その姿はご近所さんが見ていらっしゃいました(;゚ロ゚)・・・後日談で判明
救急車の中は変な沈黙が流れたあと、突然夫はまた吐きました
その時も緊急隊員の方の迅速な対応で、身体を横にすることができました。
完全な意識不明状態
そして…
近くの大きな高度救急救命センターに運ばれることを聞きました。
そこから始まった
カウントダウン…
到着まであと8分です、7分です、と続きました
ここで初めて私は
ただごとではない!!と
気づいたのです。
あっという間に病院に着いたら
先に降りた私たちには病院事務の方が付き
夫はすぐに処置室に搬送されてしまいました。
その後の検査で分かったのは、夫は脳梗塞ではなく、脳内出血およびくも膜下出血の重篤な状態だったのです
そこから長い長い夜が続くのでした…
つづく
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