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【字幕翻訳】レイプ加害者のペニスに噛みつくアンチレイプ防具『 #RapeaXe 』ー紹介動画と字幕テキストの書き出し


はじめに

8年ほど前に日本でも話題になった時は、まだ試作品で資金もままならず本格製造も開始していなかった挿入型アンチレイプ防具『Rape-aXe』(RX)。日本では2010年以来「アンチレイプコンドーム」という呼び名が定着していましたが、2021年には小型化にも成功し、ついにコンドームサイズに収まるように。それがフランスの映像メディアBrutに取り上げられました。

BrutAmericaが掲載した動画は当時はFacebookで600万ビューを越え、取材を受けたソネット博士によると、Brut曰く最高獲得ビューを記録したそうです。現在では現在2000 万ビューを越え、いまも世界で注目されています。

女性をレイプから守る「最後の砦」になり得る『RX』(別名「防姦の牙」)は、レイプが頻繁に起きる南アフリカでレイプ被害に遭った現地の女性の、「私のあそこに牙があればいいのに」という言葉を受けて、同じ南ア在住の研究者ソネット・エーラーズ博士(旧姓)によって構想され、ついに試作版が完成しました。日本では、一時期話題になったものの、すっかり忘れ去られていたところ、今年になって、強烈なカムバックを遂げました。

当時のエーラーズ博士

残念な現状

元旦に起きた能登半島地震の避難所の現場で災害時の性被害」が実体化する中、即効性のある対策が求められ俄然注目が集まっているのです。ところが、その注目度に比例して支援が足りていません。「災害時の性被害」対策にこの防具を使いたい、使うべきという声が高まっているのはとても喜ばしいことなのですが、残念ながら需要と供給が一致していないのです。こうして話題性が高い割に、支援が圧倒的に不足しているためです。

そこで、改めて、この防具が生まれた経緯を知ってもらいたく、BrutAmericaの動画を全面字幕化しました。また『X』に先行して公開したところ、テキストも欲しいと要望をいただいたので、以下書き出しも掲載します。

『Rape-aXe』の開発状況を巡る最新の状況はこちらにまとめましたので、可能な方は支援や協力をお願いします。各種アンケートも実施しております。

字幕付き動画

字幕書き出し

ナレーション(商品説明)1

女性が性的暴行を受けると
Rape-aXeの仕掛けが自動的に作動し
ペニスに吸着して絶対に外せなくなります

ペニスに吸着して絶対に外せなくなります

テロップ1

この女性は牙のついた
“女性用のコンドーム”を考案した
レイプと戦うために

“Rape-aXe”の生みの親
ソネット・エラーズ博士

エーラーズ博士(当時)1

[病院に] 来たのは女性で
彼女はレイプされていました
そして彼女は私に言ったんです
《私のあそこに牙があれば》

そして彼女は私に言ったんです
《私のあそこに牙があれば》と

テロップ2

エーラーズ博士は“Rape-aXe”を開発した
何年ものあいだ性暴力の被害者たちと
取り組んできた成果だった

何年ものあいだ性暴力の被害者たちと取り組んできた成果だった

エーラーズ博士(当時)2

レイプの被害者と接しているときに
彼女らの生気のない目を見ると
彼女らが心身ともに
壊れ果てていることがわかります
あらゆることがです

いつまでもこんなことが
許されるわけがありません

彼女らが心身ともに
壊れ果てていることがわかります

ナレーション(商品説明)2

“Rape-aXe”の仕掛けは
伸縮性の‘さや‘からなり
これにカミソリのように
鋭利なトゲが含まれています

カミソリのように鋭利なトゲが含まれています

エーラーズ博士(当時)3-1

(Rape-aXeは)
タンポンのように機能します
膣に挿入していただくと
陰唇の後ろに収まる感じになります

そして加害者が挿入した瞬間
取り返しがつかなくなります

加害者が初めて引き戻そうとする時に
ソレが吸着して被害者の
身体から引き出されるからです

加害者が初めて引き戻そうとする時に
ソレが吸着して被害者の身体から引き出されるからです

エーラーズ博士(当時)3-2

この時点で確実にすべての意識が
加害者自身に集中しますから
加害者はもがきなんとか逃れようとしますが
被害者はその間に逃げる
時間を稼ぐことができるのです

被害者はその間に逃げる時間を稼ぐことができるのです

ナレーション(商品説明)3

ご覧の通りこの器具の取り外しは
資格のある臨床医によってのみ
執り行われることを強く推奨しております

この器具の取り外しは
資格のある臨床医によってのみ
執り行われることを強く推奨しております

テロップ3

博士の母国南アフリカは
世界でも最もレイプ被害の多い国で
国内の世論調査によると男性の4人に1人が
レイプをしたことがあると認めている

国内の世論調査によると
男性の4人に1人が
レイプをしたことがあると認めている

エーラーズ博士(当時)4

この国の文化の一部なんです
男は女をレイプできて
満足しなければならない
満たされなければならないと

でももう沢山だと思いました
いつまでもこんなこと
続けていられないと

でももう沢山だと思いました
いつまでもこんなこと続けていられないと

エーラーズ博士(当時)5

だから多くの
非白人居住区を訪れて
そして男たちと話をし
またレイプしたら
彼らの身に何が起こるか
見せてあげました

それからしばらくの間
レイプは起きていません

まさに私たちが望んだ通りです

それからしばらくの間レイプは起きていません
まさに私たちが望んだ通りです

テロップ4

レイプが蔓延してしていることを
意識させる活動のなかで
博士は女性たちがどんなに過激な方法で
自分の身を守ってきたかを知った

博士は女性たちがどんなに過激な方法で
自分の身を守ってきたかを知った

エーラーズ博士(当時)6-1

ソウェトであるスポンジを見たんですが
それはこのくらいのぶ厚いスポンジで
刃があってそれが内部に埋め込まれ
突き出ているものでした

誰がかレイプしようものならその瞬間に
アレの頭部分が真っ二つに裂かれるわけです
どんな姿か想像できますよね

誰がかレイプしようものならその瞬間に
アレの頭部分が真っ二つに裂かれるわけです

エーラーズ博士(当時)6-2

こういう話もありました
男がレイプに励んでいる間に
その女性は排尿したというのです
男のヤル気を削ぐには十分だったと言うんです

でも いつも膀胱が一杯になるとはかぎりませんよね
自分を守ろうと頑張ったとしても

男がレイプに励んでいる間に
その女性は排尿したというのです
男のヤル気を削ぐには十分だったと言うんです

テロップ5

博士は刑務所で
レイピストたちの動機を
尋ねて回ったこともあった

博士は刑務所でレイピストたちの動機を尋ねて回ったこともあった

エーラーズ博士(当時)7

ほとんどの場合において
彼らは若い頃に性的虐待を受けていました
なぜこんなことをするのか
背後にある動機は何なのかと尋ねると
こう言うんです
《女が憎いからだ》
《女が大嫌いで やつらに与える痛みが増せば増すほど》
《満たされるからだ》

《女が憎いからだ》と
《女が大嫌いで やつらに与える痛みが増せば増すほど》
《満たされるからだ》と

テロップ6

器具の問題性を指摘する批評家もいる
だが博士は解決策がないからこそ
“Rape-aXe”が生まれたのだと主張する

博士は解決策がないからこそ“Rape-aXe”が生まれたのだと主張する

エーラーズ博士(当時)8-1

私についてこんな噂が流れていました
わたしが”男嫌い”であると
とんでもない “男”大好きですよ
彼らは素晴らしいと思っています
でもわたしが言うのは
“本物の男”のことであって
チンピラのことではありません
“そういう男”には本当に敬意を表します
でもそれ以外は”ノー”です
Rape-aXeの餌食になります

わたしは常にこう言ってきました
“中世の行いには中世の仕掛けで”

わたしは常にこう言ってきました
“中世の行いには中世の仕掛けで”と

エーラーズ博士(当時)8-2

女性は何千年もの間
レイプに耐えてきたのですから

女性は何千年もの間レイプに耐えてきたのですから

以上

【補足】

基本的な情報

Note利用者の「たぬき」さんが基本的な情報を翻訳して下さっています。

FAQ(よく聞かれる質問)※英語のみ

Rape-aXe』に関する基本的な質問に答えるFAQが公式サイトに展開されています。残念ながら英語のみで、現状は自動翻訳などでお読みいただくしかありませんが(但しGoogle翻訳はお薦めしません)、いずれ翻訳PJを立ち上げてサイト全体を翻訳する予定です。
FAQs – Rape aXe (rape-axe.com)

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戦いのノート
noteをご覧くださりありがとうございます。基本的に「戦う」ためのnoteですが、私にとって何よりも大切な「戦い」は私たち夫婦のガンとの戦いです。皆さまのサポートが私たちの支えとなります。よろしくお願いいたします。