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酒田 写真家 土門拳

最上川
湯沢のブラブラ歩きを終え、新庄へ奥羽本線にウトウトと1時間。
新庄駅は2度目で前回は肘折温泉への旅だった。がその時も
2020年7月洪水で本流支流の護岸工事の最中で大蔵村の村営バスは
迂回を繰返し土埃を連れて走っていた記憶がある。
2年後の2022年も最上川流域は度重なる大雨大災害にみまわれている。
奥羽西線は当日(2024年6/14)も復旧作業中であり代行バスが
アイヌ読みの最上="mo-kamuy"の流れと共に余目まで運んでくれた。

余目

最上屋旅館
期待通りのの商人宿
 
改札を出たところで帰りのジパング切符をとみどりの窓口は、
と見回した、がない。聞けば”話せる指定席券売機”で対応との事。
数人の後に並んだが進まない。とりあえず今は諦めて宿をめざす。
おしゃれなガラス張りの交流館で地図を頂いてブラブラと歩く。
八雲神社の交差点を右に曲がると左手下りも路がやや上りで続く。
寺町通りには立派な三重塔が松林に囲まれよい雰囲気に包まれて
いるがこの通りは1976年坂田大火の消火線でもあった事を忘れては
ならない。

海晏寺
最上旅館
雑誌ノジュール
日本ボロ宿紀行2 表紙
日本ボロ宿紀行2
夕食

2階の部屋は写真の通りで清潔でした。部屋置きの雑誌ノジュールに本宿の
紹介記事があり、また知る人ぞ知る”日本ボロ宿紀行2”がその名の通りボロボロになって鏡台の前で泊まり客を睨んでいました。この本はマニアの間では有名らしくテレビドラマ化もしているようです。興味ある方は是非、下記WIKIPEDIAの記事をご参考にしてください。小生はこの存在をこの宿で初めて知りました。

酒田 ママチャリ周遊
翌日(2023年6月15日)鮭と厚焼玉子、漬物の朝食でしっかりお腹を満たして近くの無料レンタサイクルのある山王クラブから周遊を開始しました。
まずは日和山公園周辺。

最上旅館 朝食


明治28年建築の料亭「山王くらぶ」の障子
明治28年建築の料亭「山王くらぶ」
酒田灯台
おくりびと ロケ地 旧割烹小幡
日和山坂から

山居倉庫付近


山居倉庫

土門拳記念館
最上川を出羽大橋で渡り坂を上る。無段変速ママチャリにはややきつい。
鳥海山の眺望があればと思うが曇りでおまけに蒸し暑い。

土門拳記念館と拳湖


土門拳記念館 館内
酒田市美術館 駐輪場


『気力は眼に出る。生活は顔色に出る。年齢は肩に出る。教養は声に出る』
                       土門拳のことば

『一枚の写真はただの一枚の写真。だがその写真から物語を感じれば感じた
 人の数だけその写真は増え続ける。そんな物語を醸し出す写真が好きだ』
                       千草かほる 
本間美術館
酒田3日目、朝から雨。



本間美術館 鶴舞園
本間美術館 鶴舞園
JR酒田


3泊4日 秋田小安峡‐湯沢‐酒田の旅は
 12時11分発 いなほ8号乗車 にてお終いとなりました。
 ありがとうございました。


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