ビジネスのピント合ってますか?

こんにちは!今回は、ビジネスのピント合ってますか?というテーマでお話していきたいと思います。

会社員のまま、どこかに所属して仕事をするということであれば、多少ビジネスのピントがズレていても問題はないのですが、会社を辞めて、起業・独立、フリーランスを考えていらっしゃる人は、ここがズレていると致命傷になりかねないので、ここで話していこうかなと…。

結論から言うと、自分が楽しむ側ではなく、楽しませる側に進んでまわることを意識していくと、ビジネスのピントが合ってきます。

自分の仕事の対価としてお金を得るのであれば、会社員でも楽しませる側に回っているよと思われるかもしれませんが、会社は社員に対して楽しんでもらえるような文言で誘ってきませんか?

未経験歓迎・学歴不問・フレックスタイム・昇給・賞与・住宅手当・家賃補助・福利厚生・有給・育休・服装、髪型自由など…。

会社というのは大抵自分の組織の中に稼げる仕組みを持っていて、その仕組みの中に労働力を散りばめられれば、ある程度稼げてしまうという特性があります。

ですので、工場が機械を導入するような感じで、労働力として人を雇用することがほとんどです。

例外的に企業がプロ経営者などをヘッドハンティングする場合もありますが、多くの求人は社員を楽しませようとして美辞麗句を並べているので、会社で働いている人の多くは楽しむ側と言えるでしょう。

「こんなに自分が仕事で大変な思いをしているのに、楽しんでいるって何だよ!」

 って、会社勤めの方は思われるかもしれませんが、会社としては、成果が上がるか分からない社員を雇って、毎月きちんと給与を払って、社員がミスをしても会社が責任を取ってますよね。

「今日は朝から仕事のモチベーションが上がらなくてやる気出ない」

こういう言葉って会社員の人は言いがちですが、雇用契約上は、自分の時間を会社のための労働力に変えることで給与を得るということになっているのに、この言葉が出てくるということは、会社への背信行為なのかなと…。

まぁ、企業も甘い言葉で従業員を搾取しているというのもありますし、どっちもどっちとは思いますが、そこまで話を広げてしまうととっ散らかってしまうので、ビジネスで成功するためにはなぜ楽しむ側だとマズいのかということにフォーカスしてお話していきますね。

楽しむ側のマインドの代表例以下の3つ。

「自分は損したくない」
「代替案を持っていない」
「自分は悪くない」

「自分は損したくない」という言葉の裏には、本人は意識していなくても、自分が損しないのであれば他人は損しても良いという言葉が隠れています。

私のゲストハウスのゲストから、キャンセル料がかかるタイミングでのキャンセルなのに、不慮のことでのキャンセルなので全額返金対応は可能ですか?という連絡が来たことがありました。

私の施設は1日1組限定のため、宿泊数日前にキャンセルされてしまうと、キャンセル料をいただいたとしてもその数日で他の予約で埋まる保証はないですし、こちらとしてもかなりの痛手です。

それなのに、不慮のこととは言え、こちらの状況も鑑みずに全額返金対応してもらえないかという言葉には、耳を疑ってしまいました。

続いて、「代替案を持っていない」というところをお話していきたいのですが、これは、国の行政に対しての苦情とかする人にありがちなのですが、一方的に不満を言うことですね。

そういう人に限って、「こっちは税金を払ってるのに…」とか言うんですけど、そもそも日本を累進課税なので、文句を言ってる人は大抵大した額の税金を納めていないというのが現状です。

例えば、「消費税を減税しろ!」って言う人がいるとして、じゃあ、その消費税を減税したことから国の税収が減った分をどうすれば良いかなどまで考えて減税しろって言ってるかというと疑問です。

こういう人は、自分がなるべく自分のお金を払いたくないという一面だけを見ているのかなと…。

消費税減税を訴える人が年金を受給していて、国が消費税を減税する代わりに年金を減額すると言ったら、今度は年金の減額に反対するでしょう。

こうやって、何も考えずに条件反射的に自分に得がないと反対みたいな人って多くないですか?

ちなみに、以下は2019年度予算案を家計に例えたものです。

画像1

これって普通に考えて無理ゲーですよね。今の日本はタンス貯金があるとは言っても、普通の家計で考えたら火の車って感じです。

今回のコロナで日本の財政は悪化の一途を辿っているのを知ってか知らぬか、自分たちの大変さだけを声高にアピールすることに一生懸命な人は自分が楽しむことしか考えてないと言えるでしょう。

最後に、「自分は悪くない」と主張する人ですね。要するに他責マインドです。

他責マインドの人はよく、

お金がないから
時間がないから
学歴がないから
経験がないから
スキルがないから

こんな感じで、自分ができないことに対して言い訳をするが多いのかなと…。

私は19歳の時に一人で初めての海外旅行でインドに行ったのですが、そこでは外から来た人からでも直ぐに分かるくらい身分制度が色濃く残っておりました。

カースト制度は無くなったとは言え、ここで貧しい境遇で産まれたら、そこから這い上がっていくのはかなり困難と感じたのです。

日本人に生まれただけで運が良かったと思うくらいでした。

当然、日本に生まれても、お金持ちの家に生まれたり、親がいなかったりと境遇は確かに様々ありますが、誤解を恐れずに言ってしまうと、日本での境遇の差は誤差の範囲内かと…。

逆に、

お金がないからこそ
時間がないからこそ
学歴がないからこそ
経験がないからこそ
スキルがないからこそ

という感じで、自分の境遇をいったん受け止めて、自責マインドで結果を出そうと頑張ることが大切なのではないでしょうか。

今回は、今回は、ビジネスのピント合ってますか?というテーマで、ピントが合っていない人の特徴からビジネスを考えてみました。

それではまた!

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