知ったかぶりをビジネススキルに変える
こんにちわ!4連休の1日くらいはnoteを書かなければと思ってて、結局最終日になってしまいました。子どもの頃、夏休みの宿題は後回しにしていたので、結局30年経っても人は変わらないなと…。
今回は、知ったかぶりをビジネススキルに変えるというテーマでお話させていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さんは、知ったかぶりというと、どういうイメージでしょうか?
「うんうん。それ俺も知ってる!アレのことでしょ。なんだっけ、でもそんなに良いとは思わないんだよなー」
こんな感じで、実際に知識として蓄積できてないので、具体的な事は何も言えないにも関わらないけど、話題の中心にいたいのか「自分は知っている」という姿勢を崩さず、得意げになっている様子とかをイメージする人が多いのではないでしょうか。
ただ、知ったかぶりには2種類あると思っていて、1種類は、今いったただ自分が話の中心でいたいというのが、知ったかぶりをする原動力になっているのですが、もう1種類、それは知らないとまずいから、とりあえずこの場は口裏を合わせて、次の機会までに知っておくようにしようというマインドの知ったかぶりは大いに歓迎と思っております。
ビジネスにおいて、そもそも今あるスキルだけで、仕事をずっと継続させることは難しく、キャリアアップとともに自分のビジネススキルを上げる必要がある中、自分のビジネスで出てきた知らないワードなどをたまたま今回出てきたワードだから、とりあえずその場をしのげばいいやと思って会話するのと、知らないことに危機感を持ち、その場では他の人たちの言動に合わせてそのワードの意味を想像しながら、その場が終わったら直ぐに調べて自分のスキルにするのとどっちが良いでしょうか。
今、自分が直面した知らないワードが、自分のビジネスにおいて頻出ワードでなかったとしても、今回直面するということは、今後また出て来ないという保証はないですし、そのワードを知ることで次また知らないその先のワードにつながることもあるのです。
それにビジネスで出てくるということは、相手は自分が知っていると思ってそのワードを出してくるわけで、それを知らないままでいることはデメリットしかありません。
私には小学三年生の子どもがいまして、子どもに対して話しかける言葉は、その子どもが知っているであろうワードを想定していますが、それと同じでビジネスで出てくるということは相手も自分がその言葉を知っている前提を捉えていることが多く、知らなくていいやでは済まされないのです。
話は少し逸れますが、錯覚資産というものをご存知でしょうか?ここでは、知らなくても知ったかぶりをしなくて大丈夫です!笑
錯覚資産とは、人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているという本で定義された概念になります。
詳しくは、上記のURLリンクから、私のnoteより全然参考になるので、後でじっくり読んでいただければと思います!笑
私が前職の時にあった錯覚資産は、以下のようなものかなと…
・YouTubeがない時代から映像制作を生業にしている
・友人と始めた会社で取締役として年収1,000万円以上
・J1横浜FCとクリエイティブパートナー契約
・中田英寿も所属する国内No.1PR会社サニーサイドアップとパートナー契約
現実の私は、友人に一緒に仕事をしないかと誘われて、その時に働いていた会社がめちゃくちゃブラックなイベント会社でそこから転職も考えていた時で、友達と一緒に仕事するって楽しそうかなって思っただけで、映像制作なんて全くやったことがなく、そこから見よう見まねでのスタートでした。
映像制作の会社なんて当時ほとんどなく、編集もスタジオに籠って編集というのが主流だったので、パソコン1台で編集できるというアドバンテージでそこまで営業を熱心にしなくても仕事が結構もらえたのですが、広告制作のセンスが良いと勝手に勘違いされたのも多かったです。
年収が1,000万以上なのも、たまたま人手が足りなくて誘われて、ズルズル映像制作を続けて、まぁ人数も多くなってきたし、会社の箔を付けるのもあるから、役員の年収も4桁にしておこうかくらいの感覚でなっているだけで、4桁を越えてからは昇給は一切ありませんでした。
横浜FCの映像制作も当時はJ2で映像をお願いするお金がチームになかったので、横浜FCのスポンサーになる代わりに最初はお金をもらわずに映像制作をしていたのです。
サニーサイドアップさんは前職を退職したタイミングで一度、映像制作での転職も考えてた際にオファーがあり、社員として誘われたものをパートナー契約に切り替えてもらい、そこからお仕事をいただいておりました。
こんな感じで、最初からすごい経歴になったわけでなく、雪だるまが坂を転がると大きくなるような感じです。
核となる最初の小さな雪だるまを作りを意識すれば良いのかなと思います。
ちなみに、僕が前職の時に打ち合わせで知らないワードが出てきた時は以下のようなことを言ってました。
「打ち合わせの時間も限られているので、今、〇〇(自分の知らないワード)のことばかり話しても話がまとまらないので、議論を先に進めて、私が打ち合わせ後に〇〇(自分の知らないワード)のことも踏まえて議事録を送りますね!」
こう話すと、他の人は自分の知らないワードで議論を進めることもないですし、打ち合わせが終わった後に自分がそのワードを調べて打ち合わせをした人たちを納得させるくらい理解しなければならないというプレッシャーを自分にかけることで、自分の知らないワードをきちんと理解しようとするからです。
それと、よく仕事で忙しいと思われていたので、打ち合わせの日程を聞かれた時に、スケジュールがらがらでも、敢えて時間を絞って、打ち合わせ候補日を少なくして、先方に伝えたりもしてました。
なんかこんなことまで赤裸々に書いてしまうと、結構がっかりされたのではないでしょうか。
ただ、超一流は別格ですが、一流から三流くらいまでの間でしたら所詮人間なんて能力にそこまで大差ないのかなと…
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』の著書のふろむださんも以下のように仰っています。
錯覚資産はウソでもハッタリでもなく、
自分を過大評価させるためというより、
過小評価を防ぐためにこそ、クリティカルに重要なものなのです。
また、適度に自分を過大評価させた方が得な職種も多いです。
たとえば、起業家は、投資家に出資してもらうために、目論見書や事業計画書を作り、投資家にプレゼンして回らなければなりません。
それは、大変な時間とエネルギーが必要とされます。そのせいで本業がおろそかになってしまうほどの時間がとられることまであります。
起業家は、錯覚資産で自分を過大評価させることで、事業計画書が多少しょぼくても、投資家に出資してもらいやすくなります。このため、出資を引き出すための労力を、大幅に節約することができます。
同様に、営業マンも、錯覚資産で自分やプロダクトを適度に過大評価させることで、本来なら契約に3ヵ月かかるところを1ヵ月に短縮できたりするため、生産性が上がります。
また、自分の企画したプロジェクトを社内で立ち上げたいときも、錯覚資産で、適度に自分を過大評価させることで、そのプロジェクトを上層部に承認してもらいやすくなります。
錯覚資産を有効活用できるかどうかは、適切な運用ができるかどうかにかかっているのです。
今回は長くなってしまいましたが、要するに錯覚資産になるような知ったかぶりをしましょうということで、話を終わらせていただきます。
それではまた!
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