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バレーのボールの柔らかさは球技で何番目?

先日、休みの日に娘と2人で秘密特訓をしていたら、妹一家4人も見に来て、その公民館の体育館で2人の子供達も遊び始めてしまった。

2人とも男の子で、上は小1、下は3才。
お兄ちゃんはお利口さんなんだけど、弟くんはまだ聞き分けがない。
バスケのボールを預けたら、抱っこして走り回っていた。

それでもウチらは真剣に練習モードに入っていたから、それまでやっていたスパイク練習を継続してやっていた。

そしたら偶然、娘が打ったボールが、弟くんのおでこに命中🎯してしまった!

弟くんは尻餅ついて大泣き!
うわー!大丈夫か?

と思ったけど、少ししたら泣き止んで、また笑顔で遊び始めた。
良かった〜ホッ😌

その時思い出したエピソード。
うちの母親は中学生くらいの時、顔面にバスケットボールが当たって、首がしばらく痛くなって、バスケが大嫌いになったって話。

弟くんには、絶対バレーボールを嫌いにならないでね!
とAKB48のあっちゃんみたいに、お願いしながら謝った。

そう言えば、バレーボールのボールって、世界中の球技の中で一番柔らかいボールじゃない?

卓球のボールが一番痛くないだろうけど、表面は硬いよね。

軟式野球はゴムだけど痛かった。
バスケやサッカーは重くて硬い。

あー、でもテニスのボールは柔らかいか!
硬式テニスは絨毯みたいだし、軟式テニスはふにゃふにゃのゴムボールだから、軟式テニスが一番ケガしないね。

バドミントンも球技だね。羽根もケガしないね。

バレーボールはブロックで突き指することがあるから、やっぱり安全とは言えないね。
上手くなると突き指しなくなるけどね。

でも、私はこのバレーボールの表面の柔らかさが、昔から大好きだった。
色付きじゃなく、真っ白だった時代のボールが、とても好きだった。

私が大学生だった頃、ボールは白くて、おそらく人工皮革のパネルが隙間なく貼ってあって、新しいうちはそのパネル1枚1枚がフカフカしていて、盛り上がっていて、でも古くなるとそれらがぺったんこになって、端っこからめくれてくる。

今のカラーボールになってからは、そうならなくなったが、白いボールの人工皮革は、人の指先の脂分を吸い取るのか、冬になると指先がカサカサになって、切れて血が出たよ。

ボールが真っ白だと、ボールに回転がかかっているのか、無回転なのか、よくわからない時があった。
そういう騙し方もあったし、騙されていた。

そういう色んな不具合を含めても、あの頃の白い新球に、今でも触りたい気がする。
もう永久に触ることはないんだろうな。
寂しい。

こんなに柔らかかったら、顔に当たっても痛くない!
ホントは痛いんだけど、大好きな柔らかいボールをレシーブするのは楽しかった。

今、自分が手で放り投げたり、軽く打ったり、回転をぐるぐるかけて強く打ったりしてレシーブ練習をやっているが、選手には、痛いとか、怖いとか、そういう思いだけは絶対にさせないように、気をつけている。

コーチのことは嫌いになっても、バレーボールのことは嫌いにならないでください!

そういう思いとともに、ボールはこんなに柔らかくて、思い通りにコントロールできると、本当に面白いんだよ!
という思いが、伝わってくれたら。
そして、高校、大学、社会人で、もう一度バレーボールに出会った時、「中学校でバレー部に入ってて良かったな〜」って思ってくれたら。

私にとっては、何よりの喜びです。

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