学校が忙しい…の、中身。

私は普段、【7時45分】で働き、帰宅している。
つまり12時間勤務が常態で、
それよりも遅くならないように努めている。

なんでそうなるのか、というと。

生徒がいる間には、次の準備はほとんどできないから。


学校をラーメン屋で例えてみると。

仕事としては、
明日のスープの仕込み、足りない食材や材料の発注、
季節の新商品の開発、さらなる味の追求のための研修、従業員の勤怠管理、
清掃、開け作業締め作業など
があるが、

これらは営業時間外、もしくは他の従業員が働いているときに
行われる。

勤務時間=営業時間 である学校では、
営業時間内にはずっとお客さん(生徒)がいる状態である。

その最中には、1Fから3Fまである各教室でラーメンを提供し続けなければならない。
辛くて食べるのが難しいラーメンから、食べやすく薄味のラーメン、
たまにデザートも出したり、新商品を出すことを予告したりしながらお客さんを
引きつけて、うまくやり取りしながらラーメンを出し続けなければならない。

それが8時~15時半まで行われる。
おかわりがある生徒もいるため、18時ごろまで延長営業する場合もある。
(実はこの延長営業は、負担じゃない場合もある。いわば、暖簾を出さず自分もラーメンを食べながらやれる内輪だけの営業のような時間の場合もある。)

そんなこんなで、18時半には閉店。
すっかり勤務時間から2時間はオーバーしている。
そこからスープの仕込み、材料発注、収支の確認…となると、
【7時45分】なら早い方かもしれない。

なんなら準備が済んでなくても帰ってるときもある。
そのときはだいたい、諦め。余力がなくなっているときだろう。
そんなときは翌日の朝、10分15分でも早く行ってなんとかネタだけ作って、
営業しながら準備している、それがまたバタついてメンタル削れるんだこれが。

あと学校というラーメン屋は、(ちなみにラーメン屋やったことないし、全部想像です。業界の方みてたらすいません。)
仕事の順番を、自分で決められないときが多い。

来た順に裁くという点ではまさにラーメン屋と同じかもしれないが、
生徒指導事例が多いと
調査が来てラーメン屋からライターになったり、
謎の事件で聴取と指導でラーメン屋から警察に転身したり、
その仲裁で検察官になったり。

これがほぼ毎日起きるので、
自分が何屋さんかわからなくなったりもする。


そんななかやってくるのが「営業時間外は仕事をするな」という行政的な指導です。
これまでは企業努力でなんとか翌日の営業に間に合わせようと頑張ってきましたが、それを規制しようとしています。
何なら営業日以外も働いています。
それをするなというのが
働き方改革、なのでしょうか。

ラーメンの例えがつきてきたのでもうやめますが、
そんなこんなで夜遅くまで明かりがついていたりします。

これをマネジメント力で解決しようとするのが管理職や市町村委員会などの役割になってきます。

ただどちらの立場も、マネジメントの役割をいきなり任されるので
長けた力を発揮できるかは「ガチャ」の要素が強いです。

わかりやすい時間外に行っていることとして部活動がありますが、上述したように時間外営業を楽しんでいる店主がいるのも事実で、
一律にカットしてしまうと生きがいを失う場合もあります。
もちろん時間外営業に苦しむ人もいます。
ただ人員確保しなければならないなかで、多忙かつ部活カットでやりがいもないとなると、拍車がかかるわけで。
仕組み作りが急務なわけです。


というわけで、投票先を選びたいなと思っていたら、
公開が投票日を過ぎちゃった、という話でした。

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