写真 その2

 学校の先生をしています。

 勤務する学校の文化祭への出展写真です(詳しくは下記リンクを)。

 今日は2枚。

「夏の渚」

 「レールマン構図」というのがあるそうで。 
 写真の構図の作り方は色々。「日の丸構 図」とか、「三分割法」とか…(もしよければ調べてみてくださ い)。他にも、しゃがんで撮ってみたり、カラーフラッシュで奇抜な色味にしてみたり…アイデア勝負の世界。
 この写真は、冒頭の「レールマン構図」を意識しています。海の大きさ、親子の気持ち、映っていますか? 

「焦燥感と溶けだすモルト」 

 昨年、3年間一緒に過ごしてきた卒業生を見送りました。 
 学校での仕事をある程度経験して、気持ちも落ち着くかな…と思いきや、全くそんなことがありません。遅れてきた「クォーターライフクライシス」?などと思いな がら、揺れる日々を過ごしています(いや、楽しい瞬間もたくさんあるんですよ、実際のところは)。生活が続く限り、終わりはないということをまざまざと実感しています。嬉しい気持ちも、優しい気持ちも、日々という激流に流されていきます。そんな、ちょっと屈折した焦燥感のまま、一粒の優しさを掬い取るように、シャッターを押しているのかもしれません。
 これは、フィルムカメラで撮った写真。先日、写真を現像に出したら、お店のおじさんから「モルトが溶けているね」と言われました。カメラ内部のパーツのことで、 これが溶けているために、過剰に光漏れが起きてしまっているのだそう。確かに撮影には難儀するのだけど、これがたまに良い味を出すよなあ、とも思ってしまい、修理に出そうか二の足を踏んでしまっています。

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