自己紹介(物語を手繰り寄せる営み)
とある高校の先生をしています。教科は国語、部活はバドミントン部です(なんだかいかにも教員の自己紹介ですね、はは)。
日々何かを考え、文章にし、担任しているクラスに向けて「学級通信」という形で発表しています。そこそこの分量になったことと、「自分の考えが色んな人に見てもらえたら、自分の暮らしはどう変化するだろう?」という思いから、noteを始めてみました。
基本的には今まで書いてきたものを、(順番はバラバラにして)投稿しています。文の最後に、いつ頃のものか、何年生に向けての内容なのかを付しています(追記:最近はその書き方をやめています)。たまには雑記や、ここでのみ発表するような記事も書きたいです。
本題。人は物語を作り、それに頼ったり、または戦ったりして生きます。「生きる意味なんてない」とわかってしまった現代において、それでも物語の力は強く、私たちに影響を与えます。様々な物語が飛び交う中で、私たちは精一杯生きています。
私は、世の中で辛い思いをしている人たちが、周りを取り巻く物語に自覚的になり、良いものを選択し、そしてより良い物語を創作できるようになることを祈っています。ここに連ねられる文章も、この祈りの一変奏なのだと思います。
また、先程書いた通り、私が日々関わっているのは高校生。この文章を読んでくださっている人の中にも、高校生の方がいるかもしれません。高校時代は大きな成長の時であるとともに、大きく傷ついたり、どうしようもない気持ちに襲われたりする時期でもあります。そんな大きく揺れ動く3年間を、私の言葉で何か良い影響を与えられたら嬉しいなと思いながら、文章を考えています。もう高校を卒業しているという方に対しても、私の文章を通して高校時代を振り返ってみて、当時の出来事について新たな発見があったり、あの時許せなかった事柄を許せるようになったり、そんな影響があればこんなに嬉しいことはありません。
最後に。一人の人間が考えていることなので、各記事微妙に内容や考え方が重なっています。もしよければ、その内容の重なりを見つけてみてください。それがあなたの物語になるかもしれません(大げさに言い過ぎですかね、恐縮です)。
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