見出し画像

モリゼミ オープンレクチャー オランダ

8/2オープンレクチャーの話はオランダということで、事例を聞いていました。

オランダってどんな国?

画像1

画像2

オランダと言えば、チューリップと風車のイメージが強いかもしれません。
そのほかにも、干拓によって国土を広げていった歴史や日本への影響ですと江戸時代に蘭学が入ってきたイメージがあるかもしれません。
海抜0以下の土地も多いということで、本当に環境に関して意識が高い国だと感じました。

世界は紙が作ったが、オランダはオランダ人が作った。
という言葉が本当に根付いています。

数々の環境対応事例

今回あげられた事例でも数々の事例がありました。
 Aquaduct / 運河を中心に考える交通網
 CIRCL / オランダのメガバンクが建てたサーキュラーエコノミー複合施設
 Waag Society / 市民参加型のファブラボ
 Noah / 土に還る「本当にエコ」な電気自動車
 Smart Highway / エネルギーを使わずに光を発する道路
 ReBlend / ゴミ箱から生まれる服
 Bridge / あえて「水没する」ように建設された橋
 Floating Farm Holding BV / オランダの「水に浮く牧場」
De Ceuvel / サーキュラーエコノミーの実験区

経済合理性からも環境対応が必要

今回の話を聞いていて、単に「地球に優しく」というのより一段深い段階で地球環境への対応を考えているなぁと感じました。
銀行がサーキュラーエコノミー複合施設を作ったりと、単なるCSRではなくて、ビジネスの観点に環境が取り組まれていました。
おそらくだけど、「干拓によって国土の1/5が作られた国なんだから、環境が悪化したら将来的に国土がどんどん失われる。その時にお金使いだしても莫大なお金が必要なんだから、今から少額使っていってドライ&エラーしていこう。」そんな考えが根底にあるのでは、と思いながら聞いていました。

感想

オランダの事例を聞いてとにかく意識が高いなぁと。
正直圧倒されてしまって、どう応用していけばいいのか、といった観点がまるで生まれなかった感じです。
今回話を聞いた事例もとてもすごいんですが、ほとんどは実証実験段階なんですよね。
あくまで、全体に広げていく前の前準備というか。その段階で、このレベルのものを作られているというのは本当にすごいなぁと圧倒されました。
多分、なんらかの観点で日本より100歩くらい進んでいて、遠すぎるように感じたのだと思うので、それが何なのか、ちょっと心にとめて考えてみたいなと思いました。

いいなと思ったら応援しよう!