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非オーナー企業に就職したらこんなことが大変だった(民主的な社風の会社の弱点)

オーナー会社はやばい。民主的で公平な会社がいい。 就職活動の頃や若手社員時代、私はそう思っていました。 でも今は、オーナー企業やトップダウン型の会社に就職した方が、安心して定年まで働けたのかもしれない、と思っています。 こうした会社は、一族経営の帝王学だったり、カリスマ社長の営業力や指導力があったりして、経営基盤が磐石であることが多いですからね。 時代に変化が無く、同じものを作り続けていれば業績が安泰の会社であれば、オーナー企業だろうが非オーナー企業だろうが、安心して働け

    • 考えすぎという悪癖

      最近、仕事のちょっとしたトラブルで考え込んでしまい、夜寝付けないことがあった。 次の日、朝9:30にアポイントがあるというのに、全く寝られない。  これはまずい、不眠症の症状だ。 不眠は中年の体力にはキツい 風呂に入って、部屋も温かくして、いつもなら寝られる体勢なのに、雑念が脳を巡って落ち着かない。 入眠できたのは朝の5:00になってしまった。 7:00に目覚ましのタイマーで起き、2時間睡眠で1日を乗り切る羽目になった。 2時間睡眠なんて若い頃はしょっちゅうあったけど

      • 「公務員はやめとけ」と言ってた合宿の同僚の話

        僕は大学を2年留年して迎えた24歳の夏休み、運転免許を合宿で取りに行った。 運転免許合宿というのはとても面白い。 いろんな大学の男女が、地方の同じホテルに泊まって同じ教習所に通い、イベントを通じて仲良くなるのだ。 僕は2年留年していたので、現役学生の集団の中で仲間ができるか心配だったのだが、オリエンテーションで声をかけてくれた男がいた。 話を聞くと彼はKO大学の院生で、同じ年恰好の僕を見つけて声をかけてくれたようだった。 今から20年前の当時はデフレ真っ盛りで不景気。

        • 主語が大きくなっていないか気をつけたい。

          ストレスマネジメントも含めたメンタルヘルスは、現代人の幸福度アップにかかせない。 これは色々な意味で必須スキルになっているように思われる。 会社勤めをしていると、仕事そのものからくる疲労蓄積よりも、組織的な課題解決や目標達成の不透明感にストレスを感じがちである。 僕自身がそうだ。 今日、ある本(太田肇『「自営型」で働く時代』)を読んでいて、インスピレーションを得た。 この本では、企業が雇用ではなく、業務委託で労働者を確保するケースが増えていることを紹介している。 この業務

          若い時は「永遠の時間」を遊び、40代からは「死から逆算」して人生を作り上げる

          将来のためにきちんと計画を立てる。 自分がどうなりたいのかイメージを定める。 40歳台になってようやくできるようになってきた。 決めるのが怖い青年期 今思うと、20歳や30歳の頃に「自分はこうなりたい!これになる!」と決意する勇気なんてなかった。 若い時は、可能性が無限にある。 可能性がありすぎるから、具体的な目標を立てることは、他の可能性を捨てることを意味する。 ひとつに絞ることなんてとてもできなかった。 シューマッハや朝青龍にはなれないが、ワンチャンは信じて遊ぶ

          若い時は「永遠の時間」を遊び、40代からは「死から逆算」して人生を作り上げる

          タイムマネジメントへの目覚め

          40代になって、時間への執着が出てきた。 20代、30代の頃は、ただ時間に乗っかって、自然や文化を身体から吸収するのが好きだった。 あの頃、時間はいくらでもあった。気が乗らなければ先延ばし。 大学を留年して就職も先延ばしした。 ぼーっとして酒でも飲みながら、何もしない時間が自分にとって最高価値だった。 40代になり、時間が永遠でないことを身体で実感するようになった。 気力体力は衰え、1日に複数のことをこなすのが困難になってきた。 睡眠不足なんてもってのほか。 でも、や

          タイムマネジメントへの目覚め