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【中学受験】9月19日 合格力実践テスト(2)
息子が通う教場は、20人程度の小規模な教場なので、クラスはひとつになっている。
公開模試の偏差値によって「基本」、「応用」にわけられるが、あくまで一緒のクラスで授業を受ける。
6年生の前期までは応用クラスは息子も入れて5人、残りの子は基本クラスで、学力育成テストは、「基本」、「応用」に分かれ、一部問題が異なっていた。
そして、テストがあるたびに、席の順番が変わっていた。
前の席から1番、2番、3番……といった感じ。
どこの塾でも同じようなシステムを取っているのは聞いていたが、それにしても厳しいなあとは思っていた。
うちは小規模なので、席順で済むが、大規模教場なら、クラスまで変えられてしまう。
6年生の後期になって「難関」、と「総合」にわかれた。
先生からはラ・サールを目指す子は「総合」でもいいと言われたそう。
そのためクラスの中で「難関」を受けるのは息子一人になってしまった。
席順を決めるルールは、以前なら「応用内での順位」⇒「基本内での順位」と並んで行ったのだが、今回は息子だけが「難関」を受けるので、
「息子君の場合は開成目指すなら、これからは難関総合問わず、点数順でいいよね」
と先生に言われた。
そして今回の実践テスト。
息子氏、難関の中ではまあまあよかった。九州内の順位もまずまずだったらしい。
ところが教場内で「何番だったの?」と聞いたら、軽く溜め息をついた。
「なんかね、不条理な気がするんだよ。4番」
「それで4番目の席になったんだね。まあいいじゃん、ハンデを与えたと思って、次頑張れば」
「それがね、今回3番のN君と点数が40点も違うんだよ」
ちょっと笑ってしまった。
難関の平均点は約5割だったが、息子によると「総合」のほうは、何点かは聞いていないが、平均点が高かったそう。
それで難関を受けた息子があおりを喰らってしまったというわけだ。
ツイッターでとある塾の先生が、平均点5割のテストは受けた直後の「なにもさせてもらえなかった」感がすごい、と呟いていたが、難関受験者はきっとそう思ったことだろう。
「でもいいじゃん。1番の席はそんなに良くないって言ってたでしょ」
「そりゃ言ったけど、僕がいいと思ってるのは2番と3番の席なんだよ。4番の席は1番の席より見にくいんだよ」
「だったら頑張って1番から3番までに入るようになればいいじゃん」
「簡単に言うけどさあ、3番のN君とは40点差だよ」
「だから今回あと40点取っていたとすれば、開成も超余裕で合格するじゃん。だから1番を目指せば自動的に開成に手が届くってことなんだよ」
「なるほど」
テキトーに言いくるめたら、納得していた。
単純なやつ。(≧▽≦)
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