9.社員1年目Vol.4「性弱説」
こんにちは!
人に優しくできるのは強い人、という聞き飽きたことかもしれませんが、
・アルバイトが金銭的な不正で立て続けに退社
そんな話です。
前回の同期社員が辞めて、チームの不協和音が少し収まったかな、といった雰囲気になった矢先に、
・支払いに困窮し、メンバーの財布からお金を取ったA君
・どうしても欲しい物を買うために、チームの予算に手をつけたB君
どちらも20歳前後くらいで、当時は馬鹿なことをしているなーと思いましたが、彼らと同じ立場でも自分はやらない、とは正直言い切れません。
決して肯定されるような行いではありませんでしたが、この経験から人は誘惑に負ける利己的なもので、特に余裕がなく追い込まれている時ほど顕著に出るものと、自分を含めて考えるようになりました。
それからは魔が差さないように、誰でも出来ることを徹底するチームを作る、というのは仕事をする上での基盤となり、上手くいっている時の要素の一つとなりました。ただ、これを間接的に実践させるまではうまくいかなく、痛い目を見ないうちに学んでもらえる指導は出来ないままでした。
当時の上司に余裕がない、というのは能力の低さの表れで、そんな時ほど本性が出ると言われました。大半の人は自分が一番大事だし、自分を守る余裕があるから利他的になれて、今は能力が低いから部下なんだよ。と今でも思うし、緊張感が無いのも良くないけど、ベストパフォーマンスを発揮してもらいたいなら、上司として考え方を変えるべきだと思っています。
読んでくれて、ありがとうございます。