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自律神経をボディビルに活かすためには...


身体が硬いと感じる

トレーニング中はパンプするのに筋肥大している感じがしない

すぐ疲れてしまう、スタミナが続かない

なかなか体重が落ちない

増量期そんなに食べてないのに脂肪がつく

去年や一昨年は落ちたのに今年は同じカロリーでも体重が落ちない

甘いものがやめられない、スナック菓子がやめられない

朝寝ていたいのに起きてしまう

朝起きられない

バックステージや普段の練習ではいいポーズを取れるのにステージだと崩れてしまう


こんな症状があったらあなたのパフォーマンスを低下させている要因は


自律神経(交感神経の過剰な活動)



にあるかもしれません。

巷では自律神経は大切ですよ〜、自律神経が乱れるとなんちゃらかんちゃらみたいな話もよく見聞きすることが多いと思います。

整えるためにはこれをやりましょうみたいな記事もよく見ます。

・寝る前のスマホをやめましょう

・ストレスを解消しましょう

・お風呂に浸かりましょう

・アロマを焚いてみましょう

・水分をたくさん摂りましょう

・3食バランスよく食事をし、夜寝る前の食事は控えましょう

おそらく僕のnoteに興味を持ってこの記事を開いてくれた方々はすでにこの中のどれかを実践したことがある方がほとんどではないでしょうか?



これら全て効果ありましたか...?笑






恐らく効果を感じられなかったか変化がわからなかった方が多いのではないでしょうか?(僕自身もそう)
ストレスを解消しましょうなんて会社のストレスすごすぎて出来ないわと思った方も多いかと😂


またボディビルにおいて減量が上手な選手は自律神経の切り替えが上手(もしくは強い)という話もあるくらい避けて通れないものです...

『自律神経が安定している』

ということはとても大切であると理解している方が多いと思いますが
そもそも『自律神経が安定している』状態ってどんなことなのか...
またどうすれば『自律神経が安定』し、それを自身のパフォーマンスに繋げられるかそれをご存じない方がとても多い印象です。


そこを理解することで更なるパフォーマンスアップや日々の生活の悩みを改善できるかもしれません💪





まず皆さんご存知の通り自律神経は

・交感神経
・副交感神経

この2つに分けられます。


・交感神経は
日中に活発になる神経で血圧上昇、心拍数増加、筋肉の緊張、発汗の促進などの働きがあり、人間の活動をアクティブにしてくれます。

・副交感神経は
夜や休息、リラックス時に働く神経で、ブレーキのように働き心拍数減少、血圧の低下、消化機能促進などの働きがあります。


では皆さん...

『自律神経を安定させる』=
『副交感神経の働きを良くする』


このように考えている方が多いのではないでしょうか?
この考え間違ってはいないのですが...


実は交感神経と副交感神経は同じ自律神経ではありますが同じ臓器や筋肉に対しての道筋(経路)が異なります。

どういうことかと言うと...


上記の図のように
交感神経と副交感神経は内臓や筋肉に対しての道筋が異なってくるので...

交感神経が高まれば副交感神経は働きにくくなる
副交感神経が高まれば交感神経は休まる


このようなシーソーのような関係ではない




交感神経と副交感神経を別々に考えることが大切になってきます。

交感神経をminからmaxまで調整出来るように
副交感神経をminからmaxまで調整出来るように


バロメーターが2つありそれらを別々に

コントロール

出来るようにならないと

『自律神経が安定している』


という状態は作りにくくなってしまいます


例: 交感神経のバロメーターがMAXの10になった場合、
闘争心が剥き出しになったり怒りっぽくなったり不安感がものすごく強くなる


交感神経のバロメーターがMAXではなく5くらいの場合は適度にやる気がありアクティブに動ける


副交感神経のバロメーターがMAXになると全身が緩みすぎてしまい動けなくなってしまう



では先程の

『自律神経を安定させる』=
『副交感神経の働きを良くする』

というのは間違いではありませんがそれは交感神経の存在を忘れてしまっています。


『自律神経を安定させる』=
『交感神経が過剰に働いている状態を緩めてあげる』

という考え方が大切になります。


ここだけは皆さん忘れずに常に頭の片隅に置いておいていただけるととても役に立つと思います。


今日のnoteはここまでです。
次回は『過剰に活動してしまっている交感神経をどう抑えるか』

について話していきます。

ぜひ参考になったり役に立ったらシェアお願いします!!🙆‍♂️🙇‍♂️🙏

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