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「心地良い暮らし」に辿り着いた時系列〜現代編〜
前回の続きです
31歳〜35歳 引きこもりからギグワーカーへ
引きこもりになり何も生産性のない日々を1ヶ月過ごしました。この引きこもり期間が僕の人生の転換点になります。
人生で初めて「何もしないで過ごす」という経験が凄く心地よかったのです。
目覚ましをかけず日の出と共に起きる
朝と夕方にラジオを聴きながら散歩
まったり読書を楽しむ
ゆっくりお昼を作り食べる
日光浴しながら好きなだけ昼寝
夕食を考え自炊
眠くなったら寝る
一見老人のような地味で人から見たら退屈そうな暮らしが、自分に取って本当にストレス無く過ごせたのです。
働いてた時は友達と遊び、好きな服を買得ことなど消費が心地良いと思ってました。ですが引きこもり期間を体験して価値観が根底から覆されました。
「自分にとっての心地よさは、嫌いなことをしない」ことだったのです。
学生時代から集団に所属し抱えていた「生きづらさ」の中にやっと一筋の光が差し込んだ瞬間でした。
目指す生活の目標が分かったので後は行動するのみ。それからまず具体的に取り組んだことは「持っている物を整理する」ことでした。
自分が目指す心地良い暮らしは、お金を消費したり働きすぎることではない。「ゆるく生きる人生」だと感じました。
そんな時たまたまYouTubeで「あつしのブログ」という家賃2.4万円で生活費を抑え、自分の時間を大切にする「ミニマリスト」の情報が入ってきました。
彼の生活が自分にとってのモデルケースだと感じ、まずは自分の持ち物を厳選することを始めました。
メルカリで不用品を売りまくるのが快感に。同時に自分がどれだけ無駄な消費をしているか気づきました。
服は2種類着回しできればいい
靴は3足あれば十分
車を手放しバイクで移動
物を手放した後には支出の厳選を行いました。実家に住みながら生活費をとことん落とし生き延びるための期間を伸ばす期間です。
Netflixなどサブスク解約
家計簿アプリに登録し支出の最適化
付き合いのある保険屋を解約
月の生活費を「8万円」まで落とすことに成功。後は稼ぐだけなので、「内向型」でもできるフードデリバリとタイミーで倉庫作業を始めました。
自分のペースで働けるので毎日仕事をするのが全く苦でなく、むしろ楽しく稼げてる状態に。
「お金の基盤を整えた後は習慣を整えました」
疲れにくい暮らしの日常を下記のような行動で習慣にしました。
丁寧な食事
心が休まる読書
無理のない運動
8時間以上の睡眠
SNSの発信
「お金」と「習慣」を整えれば後は無職になっても心地良い暮らしが実現できます。
現在は1日の労働時間を6時間と決め、ギグワークで月に約25万稼ぎ4年で資産500万円を達成しました。
働きすぎず時間にゆとりがある「低収入でも豊かな暮らし」を実現し、自分に自信が付いて人生が好転したのです。
35歳 情報発信を始める
自分の理想の暮らしを実現したので、自分が今まで世の中で「生きづらい理由」を知りたく精神科へ。
今まで悩んでいたことを先生にぶつけ診断を受けました。結果ASD(自閉症アスペルガー)の診断を受け障害手帳を受け取れることに。
結果を聞いた瞬間はショックよりも安堵し、「自分はこのような人間」とやっと割り切って生きて行けると前向きな気持ちになりました。
同時に過去の自分が苦しかったように「内向型」で人生のドン底にいる人の助けになりたいと感じるようにもなりました。
生活基盤を整え自分を満たせたからこそ次は他人を満たしたいと思ったのです。自分の中で仕事の目的が「お金」から「使命」に変わった瞬間でもあります。
発信でお金を稼ぐことが中々できなくても、誰かの助けになっているという事実だけで「内向型」の自分の助けにもなっている現状です。
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