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夢は汗の中に少しずつ咲いていく花。

その努力、決して裏切らない。
初代AKBグループ総監督の高橋みなみも、似たようなことを言っている。


8月の終わり頃、レモンティーを飲んでいる時に、「夢ってなんだろう」と問われた。


夢へ向かう努力の第一歩は、「夢を想像する」ことだと、私は思っている。
つまり、目が覚めているときに見る夢、妄想や想像が、夢への第一歩なのだ。

想像を具現化するために、行動する。
その行動がいずれ、夢を形作る「創造」に変わる。
しかし、行動をするためには、目的地というか、終着点が必要である。すなわちそれこそが「なりたい姿」「やりたいこと」のゴールである。「want to~の向こう側」とでも言っておこう。英語使うとかっこいいし。

ドラえもんのオープニング曲を知らない人はいないと思うが、ここであえて冒頭の歌詞を引用する。

「あんなこといいな できたらいいな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど」

ここでは「あんなこといいな できたらいいな」という「want to~の向こう側」の気持ちを、次の歌詞で「あんな夢 こんな夢」という言葉に置き換えている。
つまり、「あんなこといいな できたらいいな」の延長線上にある未来は全て「夢」になり得る、ということになる。

のび太くんはドラえもんと、彼のひみつ道具の力を借りて様々な夢を叶えていく。
しかし、ドラえもんが開発される2112年まであと100年近くある。ひみつ道具の助けは借りられない。事実、のび太くんだって、本当に大切なものやことは、自分の努力のみで手に入れている。
ドラえもん不在の中、人が夢を叶えるためには、やはり努力を伴う行動が必要不可欠なのだ。

努力は大変だ。心が、体が、汗をかく。どんどん疲れていく。
人は楽が好きだ。だからいずれ、疲れることから離れ、どこかでやめてしまう。
しかし、汗をかくことをやめたら、その汗で育っていた花は枯れてしまう。
そうして夢は、枯れてしまう。

本当に夢を死なせていいのか?そこで自問自答してみるといい。
それが自分の望む未来なら、やりたいことなら死なせるわけにはいかない。

「好きとか、嫌いとか、 やりたいとか、やりたくないとか、 そんなことはどうでもいい。 望んでいる結果の原因をつくる。 だから成功する。」


ジェームズ・スキナーが言っていることは、たぶんこういうことなのだろう。

「夢はいつだって、努力と思いの先にある」


AKB49という漫画で、高城亜樹がそう言っていた。
秋元康も某CMで

「夢は全力で手を伸ばした1ミリ先にある」

という自身の言葉を齋藤飛鳥ちゃんに言わせていた。あすかちゃんちゅっちゅ。

ここで問題になるのは「じゃあ、やりたいことやなりたいものがない人は?」という問いかけである。
残念ながら、現時点で私はこの問いに対する解を持ち合わせていない。
この問いに対する答えを見つけるのもまた、私の夢であるとすれば、まずは追い続けることを目標にしてみよう。


最後に、私の「目が覚めているときに見ている夢」を述べる。
具体的なものも、そうでないものもあるのは、私が夢追い虫だからかもしれない。
言語化すると、具体性が増す。次の一手を考えるためのメモにしよう。


・1冊でいいから、本を出す。
・自分のオリジナル曲をライブで演奏する。
・路地裏であまり流行らない道楽カフェを経営し、昼間は好きな音楽を流して客と雑談しながら冷めてもやや美味しい珈琲を淹れ、夜はライブバーとしてお酒も出したりしながら友人とライブをする。
・体重を70kg代前半にする。
・全ての都道府県を回る。
・全ての大陸に行く。
・北極圏でオーロラを写真に収める。
・イグアスの滝を見る。
・サグラダファミリアを見る。
・スフィンクスの目の前のKFCでケンタッキーを食べる。
・アンコールワットを生で見る。
・ルーマニアにある「陽気な墓」を見る。
・ウユニ塩湖で写真を撮る。
・マカオタワーからバンジージャンプをする。
・富士山に登って、山頂から青空を見る。


これらの夢は、きっと汗の中に芽を出してずっと待っている。
いつかきっと、願いが叶うまで。


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