見出し画像

ビア・クラッシュ

 それは、今年、2024年の3月のはじめ頃だった。

「今日変わった夢をみた。」
と伴侶がつぶやいた。


「和風の居酒屋のカウンターのようなところで、給仕をしているんだけど、隣の奥さんもカウンターの奥にいて、一緒に手伝っているの。

 カウンターの上には瓶ビールが左右に固めて置いてあった。右に10本、左に8本くらい。  

 その両側の瓶ビールが、なぜか一斉に落ちて破裂してしまったの。地震で揺れていたわけでもない。

 あ!ってビックリしたら、目が覚めた。なんとも不思議な夢だけど、とても鮮明だった。」

 私は、夢占いで分析を試みた。

 ネットで「ビール 夢占い」と検索すると、いくつか出てきた。その中で、「瓶ビールは金運を意味する」とあった。

 おいおい、もともとない我が家の金運が崩壊するのか?と一瞬思ったけど、そんなに親しくもない隣の奥さんが一緒に登場していることがポイントだ。隣同士挨拶や軽い世間話はするけれども、それ以上の親しさはない。

 しかも、場所は居酒屋、アルバイトをしている感じなので、社会貢献つまり、社会情勢と関係がありそう。

 ・・・何も揺れていないのに、カウンターの左右に置かれた瓶ビールが一斉に落ちた。・・・

 この夢の意味するところはなんだろう。そこで思い至った考察が、「いつか来る来る」、と言われている。金融危機である。

 この場合、落ちたのは日本酒じゃないから、瓶ビールは米ドル通貨を表すのではないか。いつか紙屑になると言われている米ドルが、落下して破裂して、泡になって消える、その暗示か?

 缶ビールと違って瓶ビールは再利用して、流通する。
 通貨と同じだ。

 カウンターに置いてあるってことは、店側(売り手)とお客(買い手)の間にある。
 為替市場と同じだ。

 一斉に落下して落ちるってことは、もともとの価値はそんなに高くないものを無理やりあげていたので、重力に逆らっていたことになる。

 米ドル通貨は、爆縮するという。
爆縮というのは、もともと価値を膨らませて、その状態を維持しているだけで、臨界点が来れば、内側に爆裂して、収縮することを爆縮と言う。

 やっぱり、米ドル通貨の爆縮が迫っているのかな~

 ~なんて話し合っていた。

 すると、
 それから、5ヶ月経って、8月5日に株価大暴落が起こった。
 その後は少し落ち着いて来たけれども、この流れは止まらないと言う人は多い。

 夢では、カウンターの左にあったのが8本、右に10本!くらいだった。

 夢なので、数は正確ではなく、だいたいの数だけど…左から右に時間が流れるとしたら、最初に8月、次に10月ってことも考えられるかもね。

 ビールの起源は、メソポタミア文明とも言われ、貨幣経済の起源もメソポタミア文明と言われている!ここでも符合が一致する。

 夢の場所は、和風の居酒屋なので、日本ももちろん、被害を被るだろう。
 でも、瓶ビールは今やちょっとした贅沢な嗜好品だから、自宅で缶ビールをちびちび飲んでる庶民というよりは、個人投資なんかでチョピリ、リッチな人に影響がでるかもね。

 まぁ、所詮、夢の話です。

いいなと思ったら応援しよう!