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【BMC#03】祝・新アニメ配信記念!アニメのバットモービルたち

いやー、皆さん見ましたか? 『バットマン:マントの戦士(Batman:Caped Crusader)』。満を持してバットマンの'90年版アニメリスペクト満載の新作アニメが、ついにAmazon Original作品として配信開始しました。今回はそれを祝して急遽【BMC】シリーズ更新です。


◉とにかく楽しい新作アニメ・バットマン

『バットマン:マントの戦士(Batman:Caped Crusader)』より

どれくらい楽しいかは語りつくせないので語りませんが、全体を通して徹底されている"ムード"が非常に味わい深いです。1992年から1995年の間に放送されていたアニメ『Batman:The Animated Series』のテイストを下敷きにしていると思うのですが、キャラの造形から背景まで、90年代当時のままでいながら、モーションなどはCGも要所要所に使いながら美麗に仕上げられています。どのシーンも(というのは大袈裟ですが)静止画にして壁紙にしたいくらいです。

スタッフ陣も僕の敬愛してやまないJ.J.エイブラムス先生をはじめ錚々たる面々が関わっていると知り、早くもシーズン2が待ちきれないですね。スタッフ陣の凄さは、こちらの記事で紹介されているので是非。

主要なキャラクターの性別や人種が変わっていたり、驚きの現代っぽい設定変更もありますが、そこも含めて今後の展開が楽しみです。ちなみに宿敵・ジョーカーはまだ登場していません。気になった方はぜひ、アマプラで!

◉このソリッド感がたまらなく愛おしい!

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2018)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2018)
TOY Number:FJV62 <Batman Series> MADE IN MALAYSIA

前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介するバットモービルはもちろん、90年代アニメ『Batman:The Animated Series』に登場したやつから。まずはファーストキャストのブラックボディです。やっぱりバットマンは黒ですよね。アニメに登場したままの姿をしっかり立体化しています。ホイールはオーソドックスな5本タイプ(5SP)ですが、意外とこのバージョンでしか使われていないので、かえって貴重かも。

『Batman:The Animated Series』より

まあとにかく、昨今のゴチャゴチャしたバットモービルよりも、その前のどこか有機的でギーガー的なバットモービルよりも、この角材から切り出したような武骨でソリッドなフォルムがたまらなく好きなんですよ。もしかしたら、歴代バットモービルの中で一番好きかも。

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2021)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2021)
TOY Number:GRP63 <Batman Series> MADE IN MALAYSIA

メタフレークのマルーンカラーバージョン。これはこれでありな色だなと思います。のっぺりと単調な外観をストライプがうまく引き締めていますよね。側面に入ったホットウィールのロゴもポイントです。ホイールはエアロディスク仕様になっていて、これが結構この車体には似合っている気がしますね。

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2023)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Animated Series)」(2023)
TOY Number: HKH00 <Batman Series> MADE IN MALAYSIA

こちらは最近リリースされたロイヤルパープルカラーのキャスト。色が怪し過ぎ。ジョーカーっぽくて、ニセ・バットモービルみたいです(笑) まあ、それでもカッコ良さは変わらないですけど。

なお、今回の『Batman:Caped Crusader』に登場するバットモービルは、このデザインをベースにしているかなと一瞬思ったのですが、あらためて見ると全体的なソリッド感が似ていますが、どちらかというと40年代のバットモービルっぽさのほうが強い感じですね。これもミニカー出して欲しい。

『バットマン:マントの戦士(Batman:Caped Crusader)』シーズン1:第1話より

◉2000年代のバットモービルは今ドキの顔立ち

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Batman)」(2019)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Batman)」(2019)
TOY Number:FYX94 <Batman Series> MADE IN THAILAND

こちらは2004年に放送開始されたアニメ『The Batman』の中で登場するバットモービル。1台目が破壊されてしまい、新たに造られた二代目Abtという設定みたいです(観てないので受け売り)。

こちらがアニメに出てくる姿(Hot Wheels Wiki より)

顔立ちは丸みを帯びて現代的なアレンジになっていますが、相変わらずの超ロングノーズのフォルムは威圧感バツグンです。これカタログカラーとしては"黒"となっているのですが、手元にやってきたコイツは黒というよりはミッドナイトブルー的な色に見えます。日に灼けて色褪せたのか、もともとこんな色なのか、ちょっとわかりません💦 赤いクリアパーツが怪しげでいいですね。『ナイトライダー』のナイト2000を思い出しちゃったりします。 

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Batman)」(2021)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Batman)」(2021)
TOY Number:GRX87 <Batman Series> MADE IN MALAYSIA

もう一台は爽やかなスカイブルーのバージョンで、独特なデザインのホイールが目を惹きます。このホイールはRyu Asada 6-Spoke(RA6)の名が付けられていて、以前投稿で紹介した日本人HWデザイナー、故・浅田龍氏の手によるものです。

ボディカラーはバットマンらしくはないですが、何故かホイールだけは黒と黄色でバットマンらしいですね。


◉原作カラーがやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Brave and the Bold)」(2010)

HOT WHEELS「BATMOBILE(The Brave and the Bold)」(2010)
TOY Number:R6456 MADE IN MALAYSIA

ついでにアニメ版バットモービル編の流れで、以前「一番バットモービルらしい黒ボディを持っていないのが気になってしまいました。」と書いていた『The Brave and the Bold』版バットモービルのオリジンが手に入ったので紹介しちゃいます。

惜しむらくはこいつ、今回撮影するにあたって発見したんですが、後輪の車軸が長くてタイヤが左右にはみ出します💦 エラー品なのかもしれませんが、そんなに気にならないので良しとします(下の写真では左後輪が横にはみ出ているのわかりますよね。右側に余分な車軸が飛び出していましたが、それは加工で消しています)。まあ、とにかく嬉しいです!

念願のオリジナルカラー版入手!やっぱひときわ映えますね!

以前の記事はこちら👇

というわけで、今月1日から配信スタートした『バットマン:マントの戦士(Batman:Caped Crusader)』にちなんで、アニメ版バットマンの【BMC(バットモービルコレクション)】の第3弾をお届けしました! まだまだ愛しいバットモービルたちが控えていますが、またの機会に。

最後に『マントの戦士』にちなんだ小ネタですが、シーズン1・第10話の最後の最後に、90年代の『The Animated Series』をオマージュしたシーンがあって鳥肌ものでした。

こっちが2024年『マントの戦士』第10話の1シーン
こっちは1992年『The Animated Series』中のシーン
上のリマスター宣伝動画のサムネにもなっていますね

制作陣、ニクいことするね~♪


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