【MONO-OKI】#16 生き延びたチョロQたち《その1》
ミニカーつながりで、段ボールの底にしぶとく生き残っていた『チョロQ』を紹介しながら、虚しくも楽しかった狂乱のコレクター時代を思い出してみようと思います。
◉最盛期には2,000台くらい持っていたチョロQ
もう記憶も定かではないですが、2000年代に入ってからタカラの『チョロQ』を集めていました。将来的に資産価値の出そうな何かを集めたくて、ミニカーにターゲットを絞り、トミカかチョロQで悩んで、最終的にチョロQを選んだように覚えています。当時は「リアルだけどどうしてもエッジの甘いダイキャストのミニカー」よりも、「デフォルメされているけどエッジはパキッとしているチョロQ」のほうが僕の好みだったようです。
まあ、とにかくお金に余裕があろうがなかろうが、いろんなものを買い集めていました。自分の中で決めていたのは「バスや電車などは手を出さない」というルールくらいです(バスなどはバス会社ごとのラッピングバリエーションなどを考えるとキリがないと思ったので)。
ネコパブリッシングさんが出している『チョロQ大図鑑』をバイブルに、あちこちのオモチャ屋さんやカーモデル屋さん、オークションサイトなどでめぼしいものを狂ったように漁っていました。今思うと盛りの付いた獣のように集めまくっていました。最盛期には部屋のクローゼットの半分は、チョロQを整理したラックや、関連するセットの箱などで溢れていましたね。ちゃんとカウントしたことはありませんが、2,000台に行くか行かないかくらいの数はあったと思います。
◉大阪からの引っ越しのどさくさで・・・
2010年に大阪から地元へUターンする際に、相当悩んだ挙句に(お金も必要だったので)業者に出張買取をしてもらって、大部分を換金しました。なんかいろんなことがどうでもいいや的な時期だったので、それまでのコレクション熱が一気に覚めてしまい、予想以上の安値でしか売れなかったけれど、まあそんなもんかと割り切っている自分がいました。
今、手元にあるのはそのとき業者のお眼鏡にかなわず値がつかなかったか、なんらかの理由で買い取りの時に隠れていたやつだと思います。なので、そんなに思い入れがあるMONOではなかったりします(笑)
というわけで思い入れがあるわけではないけど、なぜかいまだに手元にいるチョロQたち、その他。
◉20年以上、謎のままのチョロQたち
『バラエティパックⅢ』はこういうラインナップだったようです。
フェアレディとRX-7、シルビア、117クーペあたりはちょっと欲しいかも。
開けてみたくなりました。