優れた実践者から学ぶ
自分が「ハッ」とさせられた一文でした。
この一文から、教材研究の観。そして、教師が学び続けなければならない理由を考えさせられました。
① 教材研究の観の変化
1~4年目 一時間の授業のみで考える。
5~6年目 単元全体で考える。
恥ずかしながら、私が単元全体でどの教科も教材研究を行うようになったのは、教員5年目になってからです。
そして、山本貞美先生の本を読んで「なぜ、この教材がこの時期に位置付けられているのか?」「この教材を通して、どのような子どもに育ってほしいか?」と考えられるようになったことです。
こういった視点を持つことで、さらに教材研究は難しくなるなと思います。しかし、ここまで深く教材を研究をすることで、実際に指導する場面で目の前の子どもたちの見方が変わってくるのではないかと思います。
② 教師が学び続けなければならない理由
この倉橋惣三氏の言葉から、教師の行動、感じ方や考え方は子どもに影響するのだと考えさせられました。
私は、「気」というのは本当にあると思っています。私の師匠も「気」を非常に大切にしています。
努力していない人が努力している人に適わないのは、「気」が違うからです。
努力している人は、ぶれない「気」を持っているんだと思います。
子どもたちに向けて、しっかり言葉が届けられる人は、自分も子どもたちに伝えていることを実践していると思います。
つまり、子どもたちって相手の「気」を感じ取れるんだと思っています。
教師してではなく、人としての「あり方」を大切にしていきたいと思います。
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