見出し画像

田舎に住みたいが、嫁が原因で帰れない

私は元々、田舎産まれの田舎育ち。
高校卒業まではそんな田舎で育ち、高校卒業と同時に都会へ上京しました。

当時は田舎が嫌で嫌で仕方なかった私ですが、もう40代です。
振り返れば、そもそも田舎を出た原因が、交通の便が悪く、洋風を買うにも、都会へ出なければならず非常に不便を感じていた事や、田舎産まれであることにコンプレックスを感じていたためです。

でも40代になると、田舎の良いイメージしかありません。
例えば、あったかい人間関係であったり、社会に出る前だったため、ノンストレスなイメージしか湧いて来ません。

勿論、田舎で育ってきた私には、田舎で暮らすという厳しさも熟知しているつもりてすが、それを差し引いても、尚、田舎暮らしに憧れを抱いてしまいます。

その根拠が、まず、インターネットの普及にあります。私が学生の頃はインターネットも今ほど普及しておらず、インターネットを初めて繋いだ時はISDN回線でした。
ISDNというのは、アナログの電話回線をデジタルにしただけの回線でYahooを開くだけで30秒くらい(私の感覚ですが)かかりました。その頃、都会ではADSLというブロードバンドが流行っていて、インターネットに関しても都会との差を感じていました。
でも、今は違います。ほぼ日本全国どこに居ながらも、光回線が開通できる環境にあり、ポチッとすれば欲しい物が手に入る時代です。
私が学生時代からはめざましい進歩を遂げています。

そう言った時代背景もあり、田舎憧れています。

しかし、今の私には妻も子もいます。
ましてや、妻は都会産まれの都会育ち。
そんな妻が田舎などで暮らせるはずはありません。

冗談で田舎に暮らしたい!と言っても、「私は無理だから貴方だけで行って。」
「生活費はキチンと入れてねっ!」て感じです。

確かに、都会育ちの妻にとって田舎で暮らすハードルは高いです。
田舎は虫も多いですし、蚊や、夜の蛙の音。
田舎に一緒に帰省した時でも、自宅に帰った妻は一言。「やっぱり自宅はホッとするわ。」と言った感じで田舎に住む確率はほぼゼロです。

私の年代のサラリーマンの人、多いのではないでしょうか。

妻が原因で断念。

寂しすぎます。、40にもなれば、親も60オーバー。親の面倒はどうしようか、親がいなくなった場合、土地や家屋をどうすれば良いのか、など課題は山積。
1番ベストは、自分が田舎に帰り、田舎で生計を立てて、そこで妻と子を養う。明らかにベストな選択です。

おそらく私と同じような中高年の人は多いと思います。

とこんな感じで田舎には帰りたいが、妻が原因で帰郷できない私。答えが出ないままです。笑

いいなと思ったら応援しよう!