オンラインサロン・オンラインファンコミュニティの形を纏めてみた
こんにちは。
最近、色んな意味で迷子になっているコマキです。(笑)
自分の話は置いといて、昨年からスポーツチームへ「ファンコミュニティアプリ」を提供してきました。提供したきっかけは、コロナウイルスの影響により、「ファンと交流ができない」「オンラインでマネタイズをしないといけない」といった課題があったためです。
昨年から、数チームに導入をし、自身でもいくつかオンラインサロンやオンラインファンコミュニティに加入しました。
オーナー(アイコン)側の特徴によってサロンやコミュニティの形が違います。自身の経験からコミュニティの形は大きく4つにコミュニティの形に分類できると考えています。
①スクール型
②交流型
③ファンクラブ型
④掲示板型
ただ、きっちり分類できるわけではありません。
例えば、「スクール型」と「交流型」の要素を持っているコミュニティもあります。あくまで、コミュニティの目的がどこから発生しているかを示すものです。
ここからは、それぞれのコミュニティの形について紹介をしていきます。
①スクール型
ビジネス系ユーチューバーやインフルエンサーに多い形のコミュニティ
オーナー(アイコン)側の課題:YouTubeやSNSでは、万人受けする情報しか提供できない
目的:深い情報を発信していき、ファンによりプレミアな情報を届ける
ex.
西野亮廣エンタメ研究所
Makonari Inside Stories(マコなり社長)
など
ビジネス系ユーチューバー/インフルエンサーに多い、コミュニティの形。サロン内限定情報などを提供しているため、学びたいと意欲の高い会員の方が多くいる印象です。実際、オーナーの投稿に対して、コメント欄に自身の考えや質問などがいつも多く寄せられています。
②交流型
オーナー側の課題:ファンと双方向の関係性を築くことができない
目的:ファンと双方向のコミュニケーションをとること
ex
One Hoop (レバンガ北海道/Bリーグ)
ブースターサロン(新潟アルビレックスBB/Bリーグ)
キューピーマヨネーズファンクラブ(食品メーカー)
など
スポーツチームや企業コミュニティに多い形です。スポーツチームの場合は練習風景や選手インタビューなどSNSやメディアでは出てこないコンテンツが多く投稿されています。また、ファンの質問に答えたり、ファン同士がコミュニケーションをしていたりなど双方向の関係性を大事にしているコミュニティの形です。
キューピーマヨネーズなどの企業コミュニティでは、無料コミュニティが多いです。CRMツールとしての要素が多く、ファンのニーズや課題発見の場としてコミュニティを活用しています。
③ファンクラブ型
オーナー側の課題:SNSでは、ファンとコミュニケーションを図れない
目的:ファンと深い関係を築くこと
ex
馬場とお話しませんか?(馬場ふみか/モデル)
Milky Land(渡辺美優紀/アイドル)
など
ファンクラブ型では、限定コンテンツやイベント(ライブ配信など)を提供しています。アイドルやアーティストなどで多い形です。
また、SNSで発信されないような裏側(朝食や移動などの日常)が投稿されています。実際に僕が入っているアイドルのコミュニティでは、普段見ることのできない日常やOFFショットなどが人気のコンテンツになっています。
④掲示板型
オーナー側の課題:普段の生活では、趣味や好きなことを語れる空間が少ない
目的:好きな趣味やもので人同士が繋がること
ex
エニタイムフィットネス(24時間ジム)
FC東京ファンFacebook交流会(Jリーグクラブ)
スターウォーズ・ファンクラブ(ディズニー)
無料コミュニティに多い形です。活用しているプラットフォームもFacebookグループやmixiなどが中心です。ファン同士のコミュニケーションは多くなく、特定の話題に対してグループメンバーが投げてコメント欄で数チャット程、コミュニケーションが起きるのみです。
いかがでしたでしょうか?
コミュニティの形はオーナー(アイコン)側の課題や目的によって変わってきます。一方で、コミュニティは生き物のようで、状況によって形が変わり、進化していきます。コミュニティのフェーズについても別の機会でnoteに纏めていく予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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