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キャロウェイ パラダイムのちょっと遅すぎるインプレ・・

寒いっすね・・あけましておめでとうございます!と言ったと思ったら、もうすぐ2月。1月は帰省シたと思ったら、新製品発表会ラッシュからの新潟に行き、もうすでに中盤、2月は広島出張やらアメリカ出張やら忙しそうです。日程的に五島に行くのは厳しそうです。

さて、そういえばキャロウェイさんのパラダイムについてレポートしていない事に気が付きました。

構造的には、ローグSTはカーボン部分が多かったけど、チタン部分も残っており、パラダイムはよりカーボンボディとなりましてなんとなく新しい感じがしますよね・・

ステルス2と比べると新鮮な気が・・・期待感がある人が多いのでは?

歴史を振り返れば、ステルスもそうですけど、パラダイムも失敗してきたことにリベンジしている感じです。そもそもこのチタンカップフェース+カーボンボディっていう構造はERCフュージョン 2003年発売がチタンカップフェース+カーボンボディだったんですよ。20年前のリベンジ・・当時360ccだったのですわ・・

良いドライバーだったけどなぁ ERCフュージョンの思い出は、買ったばかりのドライバーで、まあまま買ったばかりの新築マンションのリビングで素振りして、照明を叩き割った・・・つらい


キャロウェイが面白いのはERCフュージョンの前の年、2002年のオールカーボンといって良いC4ドライバーを発売しました。まあソールだけ金属でフェースもカーボン

残念ながら大コケ・・T島は好きだったのですがねぇ・・・この時、あまりのコケっぷりに、想像ですがカーボンフェースに見切りをつけて、フェースはチタンじゃねーとダメだな!と思って、翌年にERCフュージョンを発売したんじゃないかと・・(日本ではERC+フュージョンだったよーな)

その後キャロウェイは、チタン+カーボンコンポジットとオールチタンを併売していたんですね。ここから2005年にERCHOTと展開していくのですが、2006年のERC3はフルチタン。同年のX18はカーボンクラウンとなるんですわ・・トーンダウンしていますね。

それから2007年に再びFT−iとかチタンカップフェース+カーボンボディを全面に押し出し、2008年も同じ傾向なんですがー やっぱりオールチタンの初代レガシードライバーなんて名器も売ってます。

まあこの頃キャロウェイさん迷走気味。初代レガシーのヒット以来、ぶっちゃけキャロウェイの暗黒時代と言って良いでしょう・・2009年も同じ感じでカーボンボディとフルチタン併売、2010年は名器FTツアーを限定で販売し、2011年は再びチタンカップフェース+カーボンボディにシフト! RAZR HAWK ドライバー、RAZR HAWK ツアードライバーというまるでFTツアーみたいなドライバーも販売しました。

その後・・・カーボンボディは諦めてしまいカーボンクラウンとなっていたのですが、また再びカーボンボディなわけです。けっこう紆余曲折です。

でもパラダイムの構造ですね

カーボンボディと言っても、当時のカーボンボディとは全然違うわけです。超軽いんです。カーボンクラウンの360度版って感じです。FTツアーって、カチャカチャじゃないので以前意外と結構、チタン部分とカーボンボディ部分が外れるという事件がありました。(リシャフト時に熱を加えることで、チタン部とカーボン部分の接着が剥がれるという・・・)

今は接着剤も進化しているので、その危険は減っているので再びのリベンジではないかと?? この接着が剥がれる事件がカーボンボディが廃れた原因かもしれません。ということで、この度チタンカップフェース+カーボンボディ+バックウエイトというスタイルで復活したわけです。テーラーメイドさんもカーボンの面積が増えたと説明してましたが、キャロウェイも増えています。

んで・・・プロダクトの歴史背景はこんな感じ・・・

特に新しいとT島は感じませんでした・・20年前のリベンジじゃんって感じです。でもしっかりと進化させています。そしてステルスよりも新しい感じを醸し出すのに成功している気がします。(T島はしてないけど・・・・)

打った感想ですが、ローグSTの正常進化という感じでしょうか?なんだか低スピン感が増している気もします。チタンのしっかりした打感が好きという方はこちらが良いのでは?なんて思います。

あとローグSTのように安定感があります。ボールの捕まりもモデルにもよりますがステルス2よりもいい感じのモデルが多いです!

でも、T島なんだかこの構えた感じがちょっと苦手。慣れると思うけど・・




構えた感じってやっぱり長く使おうと思うと大切なポイントかと思います。T島的にはいつもモノサシとなるドライバーを探しているんです。スリーブの形状などちょっとモヤるんですケド・・

でも

ステルス2じゃ捕まらないという方、ゼクシオとか捕まるドライバーからの乗り換えなら、パラダイムのがオススメかも?

あとですねフェアウェイウッドとユーティリティですが、

ステルス2でも褒めましたが・・・・パラダイムもスペックがガッツリと増えてます

3HLだけじゃなくて、9番そして11番ウッドまでラインナップ!!!11番ウッド27度ですよ!!! キャロウェイはビッグバーサフェアウェイウッドでショートウッド時代を作ったメーカーですから、やっぱりやってくれました!!

ユーティリティもパラダイムXは7H30度までラインナップしてきました。パラダイムマックスファストにいたっては8H33度まで来ました。頑張ってます。

どちらもローグSTの正常進化版となっております。純正シャフトがハマらなかったのでございますがヘッド性能としてはかなりいい感じです

ということで、2023年モデルはテーラーメイドさん、キャロウェイさんともにスペックは頑張っていますね。ありがたや~

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Motoharu ”T島”Tajima
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