ちゆ12歳の麻雀入門・その1(麻雀牌の種類)
(この記事は最後まで無料で読めます)
中々外出し辛い状況ですが、家でできるおすすめの暇つぶし方などを書いていただけると嬉しいです
というご質問をいただきました。
個人的には、まとまった時間があるのでしたら、新しいゲームを覚えることを勧めさせていただきます。
具体的には、将棋・囲碁・麻雀など、「テレビや漫画でよく見るけど、あまり知らない」という有名なゲームがあったら、この機会に履修してしまうと良いと思います。
人気のゲームは、ネットでほぼ無料で長時間遊べますし、ある程度初心者向けの学習ルートも整備されていて、学ぶのも楽しいです。
ちょっと触るだけで趣味の幅が広がりますし、好きな漫画で唐突に麻雀回が出てきても楽しく読める、好きなコンテンツの脱衣麻雀が発売されても対応できるといった特典があります。
麻雀のススメ
なので、もしもまだ麻雀をご存知でなければ、麻雀をオススメしてみます。
いちおう私も19年間麻雀牌をブラ下げている女ですし…。
麻雀のルールは少し複雑なのですが、とりあえずネットで遊ぶだけなら、実は、すごく簡単です。
ややこしい手順や点数計算を覚える必要はありません。そういうのは、あとで気が向いたときに覚えれば良いだけで、最初はまったく不要です。
また、麻雀は「運」の要素が強いので、ド素人でも、すぐに勝ったり負けたりできます。
うまくいったり、うまくいかなかったりするバランスが良い感じで、普通に遊ぶだけで脳汁が出やすいシステムになっていて、興奮できます。
ハマると、みるみる時間が削られていくので、「暇つぶし」にはうってつけです。
というわけで、以下、とりあえず麻雀を体験してみるのに必要な、最低限のルールだけ、ご説明させていただきたく存じます。
麻雀漫画の小ネタとかも混ぜていくので、すでにルールをご存知の方も、流し読みしていただけると嬉しいです。
麻雀牌の種類
とりあえず、麻雀牌の種類は覚えないといけません。
ちょっと大変ですが、最初はなんとなくで良いので、だいたいそんな感じなのか……ということだけ、流し読みしてください。
■萬子(マンズ/ワンズ) (9種類×4枚ずつ=全部で36枚)
■筒子(ピンズ) (9種類×4枚ずつ=全部で36枚)
■索子(ソウズ) (9種類×4枚ずつ=全部で36枚)
■字牌 (7種類×4枚ずつ=全部で28枚)
つまり、
赤・青・緑の牌が1~9まで。東西南北。白発中。ぜんぶ4枚ずつ。
それだけ覚えればOKです。
読み方のこと
ネット麻雀をするだけなら、麻雀牌の読み方は覚えなくて大丈夫です。
いちおう、読み方には地域差みたいなものがあって……。
これは、上では「チュウピン」と書いたのですが、「キュウピン」でもOK。
これも、上では「リューソー」と書きましたが、「ローソー」でもOKです。
ただし、「ロクソウ」だとダサイという説もあります。
……といった話もあるのですが、そういうのは、あとで気が向いたら覚えれば大丈夫です。
索子(ソーズ)の「1」について
『ロリロックロン』という漫画には、無人島に漂着したフランス人が、麻雀牌セットを見つけて悩むシーンがあります。
索子(ソーズ)の「1」は、なぜか鳥さんなのですよね。
それで、理由はよく分からないのですが、この鳥、エンガチョあつかいされることがあります。
たとえば、『ポッキン・ルージュ』という漫画では、お金持ちのお嬢様が、この鳥はけがらわしい牌だから使わないと主張。
有利不利に関係なく、鳥さんは全部捨てるというプレイスタイルでした。
さすがおじょーさん?
また、『花引き』という漫画では、好きな牌を聞かれたフンドシ一丁のヤクザのオッサンが、毛ジラミに似ているから鳥さんが好きだと主張。
というわけで、この鳥さん、お嬢様に嫌われてオッサンに好かれているのでした。
「見立て」が日本文化の奥行きを深めたらしい
そんな感じで、麻雀牌を何かに見立てる文化があります。
たとえば、
おっぱい。
パイズリ。
『牌鬼無頼』という漫画では、こんな入れ墨を股間に彫られた女性が登場します。
さすが小池一夫先生、素晴らしいセンスですね。
あと、『イッパツの女』という漫画では、
筒子(ピンズ)の「1」がケツの穴に似ているから、これでアガるヤツはゲイだと断じられました。
(「違ってたらごめん」って、作者は違っていない可能性のほうが高いとでも思っているのでしょうか?)
そして、この手のネタでは、『玄人のひとりごと』という漫画は外せません。
一筒(イーピン)と九索(キュウソウ)でアガれば高得点になる場面。
玄人は、一筒が梅ぼしに似ており、九索はカバ焼きに見立てられることから、食い合わせが悪いのではないかと心配するのです。
玄人(プロ)は、ここまで考えるのです。
ここまで出来れば、あなたも立派なオッサンだと言えるでしょう。
続きはこちらになります。
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ちゆ12歳のオタク日記
芸歴20年、ネットアイドルちゆ12歳のエッセイです。サイトやツイッターに書けないこと、読んだ漫画のレビュー、アニメの感想、最近思ったこと、…
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