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ちゆ12歳のオタク日記 バックナンバー 2024年07月

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7月に私がnoteに書いた有料記事10本(約5万字)をすべて読めます。後から知った方がバックナンバーを読みたい場合用です。個別に買うと高いので、いちおうご用意しました(定期購読の…
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記事一覧

ちゆ12歳のデッドストック集

  アンチ・オドール以前、明治時代の調べ物をしているときに、たまたま見た新聞に「アンチ・オドール」という商品の広告が載っていました。 このアンチ・オドールの広告、なにかのアンチが踊っているタイミングで紹介できないかと思っていたのですが……。 特にそういう機会もないまま、何年も経ってしまったので、ここに載せておきます。   梶原一騎先生と逆立ち『巨人の星』『あしたのジョー』の原作者、梶原一騎先生の話をします。 以前、『愛と誠』のガムコの記事で、梶原作品では女性が逆

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『どぎまぎイマジネーション』などの思い出

前置き1994年5月に発売された『ときめきメモリアル』は、今年で30周年。 その節目に、1作目のSwitch版の発売が発表されました。 そこで今日は、私が20年前に雑誌に書いた『ときメモ』に関する記事を再掲載させていただきたく存じます。 (本当に「20年前」って感じで、いまさら蒸し返すような内容の記事じゃないのですが……)   20年前に『ペントハウス』にかいたもの藤崎詩織の同人アニメの件 

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黒鉄ヒロシ先生の「アヘアヘ」と、現在の「アヘ顔」について

    ひょっとこ食い安田剛助先生の『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』が好きです。 姫ヶ崎さんのアイスの食べ方が汚い回とか、そのネタの会話だけで1エピソード成立させていて面白かったです。 それで、このひょっとこ顔でアイスを食べるようなやつなのですが……。 恐ろしいことに、70年代には黒鉄ヒロシ先生が描いていました。 しかし、『ぽこちん共和国』と、その50年後の『姫ヶ崎櫻子』だと、あまりダイレクトなつながりで考えるべきではないのかも知れません。 (姫ヶ崎さんの頬のす

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『男一匹ガキ大将』で「完」の文字をホワイトで消したというのは本当なのか

    前置き(読み飛ばし可)一般論として、人間の記憶は変化します。 たとえば、緑色の車が事故現場を通り過ぎるスライドを見せたあとに、 「事故現場を通り過ぎた車は屋根にスキーラックを積んでいたか?」 「事故現場を通り過ぎた青い車は屋根にスキーラックを積んでいたか?」 といった質問をすると、後者の質問をされた人の方が、青い車を見たと主張しがちになる……といったことが、実験で繰り返し確かめられています。 (Shifting human color memory. Mem

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手塚治虫先生を「手塚治虫先生」と書くのは失礼なのか?

「塚」と「塚」先日の『Vジャンプ』に、手塚賞の「塚」と赤塚賞の「塚」の話が載っていました。 『少年ジャンプ』では、昔から「赤塚賞」「手塚賞」というのを行っています。 そして、 赤塚先生の「塚」:常用漢字(12画) 手塚先生の「塚」:旧字(13画) なので、毎年、デザイナーが間違えないように苦労している、という話でした。 こんな感じで、人名や地名に旧字が残っていることは多いのですが……。 『Vジャンプ』としては、この「塚」と「塚」を完璧にしなければ失礼にあたるとい

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電子書籍ストアで「竹書房の本にだけ起こる不具合」が5年くらい修正されない

    前置き電子書籍にも、落丁はあります。 たとえば、『超獣戦記ザウロスナイト』の5巻を買ったところ……。 電子書籍(右)では、赤枠で囲んだページが抜けていました。 (そこ以降、ページ数の表記がノド側に来たりして、違和感はバリバリでした) 経験上、こういう「本そのものの不備」は、電子書籍ストアに問い合わせれば修正してもらえると思います。 この本の場合だと、6月6日に連絡フォームから送信して……。 6月18日には修正されていました。 以前にも、小川一水先生の『

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ちゆ12歳の小ネタ集(2024年7月分)

    「棚海くん」誕生最近、少女漫画誌の『花とゆめ』が、プロレスラーの棚橋弘至さん&海野翔太さんに、「理想の胸きゅんシチュエーション」をインタビュー。 その話を元に少女漫画化するという企画が実行されました。 そして、棚橋弘至さんの胸きゅんシチュエーション「肩に担いだままカフェとか行きたい」が反映された読切が掲載。 どう見ても「身長差50センチ」どころではない、戸愚呂兄弟みたいなカップルが描かれました。 プロレス界隈でも、棚橋さんと海野さんが合体した「棚海くん」と

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リバ原あきさんの事件の思い出

    前置き(世間話からの導入)先日、 ……みたいな出来事が話題になっていました。 あまりにも唐突な暴言だったので、「裏アカでポストするつもりが、間違えて本アカで発言してしまった」という感じに見えます。 そういえば、私も昔は、 「界隈でそれなりの立場にある人だったら、同業の悪口を匿名でネットに書くなんて、しょうもないことをしないのでは……?」 などと思っていた時期がありました。 しかし、実際には「あなたほどの人が、どうしてそんなことを?」みたいなことは定期的

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1968年~1970年、「ハレンチ」が「エッチ」になった時系列

    今日の話題以前、「ハレンチ」という言葉について記事を書きました。 今日はその付け足しというか、部分的に掘り下げる感じの内容です。   「ハレンチ」の意味の変化 「ハレンチ」の意味の変化について、飯間浩明さんのポストでは、次のように書かれていました。 これが、私の感覚とは少し違う気がしております。 私の認識だと、『ハレンチ学園』の開始当時は「(色々なニュアンスで)かっこいい」の意味でも使われていたが、『ハレンチ学園』の流行以降は「いやらしい様子」以外の意

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バランス栄養コミック『コミックピーマン』を読む

今日の話題1985年に『コミックピーマン』という漫画雑誌がありました。 特徴は、この緑色の表紙です。 キャッチコピーは「手造り風味のバランス栄養コミック」。 よく見ると、ロゴのところに「コミックピーマンは野菜ではありません」という注意書きもあります。 「消えたマンガ雑誌」の類でも、なんだかよく分からなさでは結構上位に入るかも知れません。 正直、私もいまだになんだかよく分からないのですが、今日は、この創刊号を紹介してみます。   ピーマンの概要『コミックピーマン』を出

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