パソコンとスマホは未来に存在するのか
その日は、いつもの都心のオフィスではなく、たまに足を運ぶ田舎の事務所へと出勤した。建物の周辺には自然と少しの住宅地しかないひっそりとした場所だが、ノートパソコンとスマホさえあれば仕事には事足りるし、空いた時間に退屈することもない。リモート会議も可能になり、この僻地から東京のオフィスと繋がることもできる。5年前には考えられなかった光景だ。
固定電話、公衆電話、ファックス、ポケベル、ラジオ、新聞など、あらゆるものが時代と共に淘汰されていった。令和の必需品もいつかは手放される日がきっとやってくる。
このパソコンやスマホが姿を消す時、いったいどんな世界になっているのだろうーー。
温かいコーヒーを片手に、窓外の変わらない自然の風景を見つめる冬の日であった。
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